カズヤラヴ　Kazuya Love　　牝　３歳　　※地方競馬　在籍

本馬は昨年5月の北海道トレーニングセールにて2ハロン21.59秒の好タイムをマーク、864万円で落札し、兵庫西脇の坂本和也厩舎に入厩、8月の新馬戦で良馬場820メートルを50秒5の好タイムで大差勝ちを収めました。
その後、大きな期待とともに園田プリンセスカップ、兵庫若駒賞と重賞路線に参戦、それぞれ5.6秒差、3.9秒差の大差負けを喫しましたが、レースで先行逃げ切りを目論んでいたものの、砂をかぶるなどで自分の競馬が出来なかったことが敗因と思われます。
その後、馬体に疲労があると判断され徹底した馬体調整のため、セグチレーシングステーブルに放牧に出し、春の復帰に向けトレッドミル等で調整を続けておりましたが、先月下旬に馬場での調教中、息遣いの異変を感じたため内視鏡検査を受けた結果、喘鳴症の疑いがあるとの診断を受け、さらに両前球節の腫れも見られていることもあり、復帰までは相当の時間がかかる可能性が高いとの助言を受けたことから、今回の出品となりました。
現段階で150万円の獲得賞金もあることから、南関東4競馬場への入厩も可能であり、馬体の回復及び喘鳴症の程度次第では今後の活躍の可能性もあると思われます。

【本馬についての現状説明】
現在の馬体重は537kgと前走（486kg）から約50kg増（令和2年2月1日測定）。
昨年内は馬体回復を図り、ウォーキングマシン・トレッドミル等で調整後、年明けから馬場で乗り始め、2800mを18-18ペースで調教中。上記のように喘鳴症については獣医師に内視鏡でのスクリーニングを依頼した結果、2a相当との見立てでした。ご心配な方は獣医師による再検査を受けてからご入札されることをお勧めします。
また、1月末に調教を強めにしたところ、両前脚球節の種子骨靭帯のあたりに若干の腫れがあることが分かりました。ただ現在、痛みはなく十分ケアしていけば調教を強くすることは可能であるとの助言を受けております。これについても、不安のある方は獣医師による診察を受けてからご入札されることをお勧めします。
また左眼には白内障の疑いがあります（ダートコースの砂による白濁）。購入当初はありませんでした。セグチレーシングステーブルのスタッフから先日指摘されましたが、ごく軽度でこれまでの調教では支障はなく、競走にも問題はないでしょうとのことです。


※2020年1月の調教中に喉頭片麻痺（ノド鳴り）の症状が確認されました。内視鏡検査を実施したところ、グレード2aが判明しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,800円/日（税抜）です。
2月8日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：後藤　宙人