アサクサアンデス　Asakusa Andes　　牡　４歳　　※地方競馬　在籍

父ロードカナロアは難攻不落とされる香港スプリントを連覇。短距離界の絶対王者として一時代を築き上げると、種牡馬としても初年度から三冠牝馬アーモンドアイ、マイルCSの覇者ステルヴィオ、スワンSの勝ち馬ダイアトニックらを輩出。さらには2世代目のサートゥルナーリア（皐月賞、ホープフルS／母の父は出品本馬と同じスペシャルウィーク）が昨春のクラシック戦線、そして秋競馬を大いに賑わすなど、亡きキングカメハメハの強力後継者として、令和時代のチャンピオンを担う存在となっています。
一方、母系はMarasali（コンセイユドパリ賞など仏重賞2勝）を産んだMoniqueを4代母に持ち、ペルソナ（ポモーヌ賞、仏オークス3着）やChichi Creasy（フォンテヌブロー賞）らもこのファミリー。祖母クイーンモードはヴェルメイユ賞の覇者であり、おじのキングアーサー、ハイソサエティー、いとこのゴージャスランチいずれも準OP勝ちと活況。半妹エールヴィオレは新馬戦を快勝し、重賞の舞台も経験しています。
また、ロードカナロア×スペシャルウィークの配合からは、前記サートゥルナーリア以外にも、グルーヴィット（中京記念、ファルコンS2着）や準OP馬アカネサス（クローバー賞4着）など、多くの勝ち馬が出ています。

本馬は2016年セレクトセールで1620万円で落札され、2019年1月5日に中山競馬場でデビューしております。中央競馬では8戦して掲示板には5回届いたものの勝ち星には恵まれず、現在は船橋競馬に所属しています。気性面に難しいところがあり、調教で速いところをだしてしまうことがあり、またレース後にトモがスクむことがあるなど調整面での難しさがみられる馬です。しかしながら馬そのものは元気でレースでもある程度の能力を示していることから、相手関係が変われば十分活躍できると見込めるため、環境一変のため今回の出品となりました。
昨年サイアーリーディング3位の父ロードカナロアは3歳以降の成長力に定評があり、古馬になって充実してくる産駒も多く、本馬にもまだ成長の余地がある可能性があります。また母系の叔父母や従兄姉の多くに中央競馬での勝ち星があり、安定して競走能力を引き継ぐ血統であると言えるでしょう。
4歳ながら血統的に成長の余地がある可能性が十分ありますので、ご検討いただけますと幸いです。

【本馬についての現状説明】
現時点ではC2ならば通用する可能性がありますが、C1では少し厳しい感じがします。中央の成績から、他場で環境が変われば面白いのではないでしょうか。（船橋競馬・稲益貴弘調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,800円/日（税抜）です。
2月22日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：吉田　照哉