ビップライブリー　Vip Lively　　牡　７歳　　※中央競馬　登録抹消

父ダイワメジャーはダートで初勝利を挙げ、スプリングS3着から皐月賞に駒を進めると、10番人気の低評価を覆して快勝。クラシック本番で芝初勝利を挙げました。その後もコンスタントに重賞タイトルを積み重ね、5歳秋には毎日王冠、天皇賞・秋、マイルCSと3連勝。翌年には安田記念、マイルCSを制しました。前々から押し切る持久力を生かした競馬を得意とし、瞬発力勝負が得意な他のサンデーレイレンス産駒とは一線を画した一流馬で、種牡馬としても、その特徴をよく産駒に伝えています。初年度からNHKマイルCの覇者カレンブラックヒルを出し、その後もコパノリチャード(高松宮記念)、メジャーエンブレム(阪神JF、NHKマイルC)、レーヌミノル(桜花賞)とG1馬を続々と輩出。昨年はアドマイヤマーズがNHKマイルC、香港マイルに、レシステンシアが阪神JFに優勝。また、ダートでもブルドックボス(JBCスプリント)、ノーヴァレンダ(全日本2歳優駿)といった交流G1馬を出しており、高い適性を示しています。リーディングサイアーランキングも常にトップテン入りする大種牡馬といえるでしょう。
母系を見ますと、母フローラルグリーンは新馬、エルフィンSを連勝するなど4勝。半兄ダノンヨーヨーは富士Sを勝ち、マイルCSでも2着となった活躍馬です。母の半兄には菊花賞など重賞7勝を挙げたナリタトップロードが、いとこには有馬記念など重賞6勝を挙げたマツリダゴッホがおり、朝日杯FSなどを勝ったダノンプラチナも同じ一族の出身。非常に質の高い母系と言えるでしょう。

本馬は2014年のセレクトセールにおいて2808万円で落札され、2016年2月14日に京都芝1800mの新馬戦でデビュー勝ち。その後は徐々に距離を短縮しながら結果を残し、4歳秋にオープン入りを果たしました。昇級戦のスワンSでサングレーザーの4着に好走すると、続く京阪杯では逃げたネロをクビ差つかまえきれずに2着。惜しくも重賞初制覇は逃しましたが、その後もコンスタントに結果を出し、昨年4月の春雷Sでリステッドレース初勝利。その後もCBC賞で5着になるなど、活躍を続けています。最近は先行策が目立ちますが、中団、後方から差し切ったこともあり、どんな競馬にも対応できるタイプ。ダートは昨年のカペラSの1戦のみで、適性については未知数ですが、芝の道悪を苦にせず、栗東の坂路で4ハロン50秒台の時計をマークしたこともあることから、十分なパワーを秘めていることがうかがえます。ダイワメジャー産駒の牡馬らしく気の強さはありますが、脚元やノドの不安はなく、まだまだスピードに衰えはありません。もうひと花咲かすことも十分に可能でしょう。

両前の管の内側に骨瘤がありますが、痛みや熱感はなく、歩様も問題ありません。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2020年3月16日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2020年2月16日（日）　1回小倉10日　11R　北九州短距離ステークス　　芝1200m（重）
　　　結果17着　　タイム1:13.1（1着馬からのタイム差3.1秒、5着馬からのタイム差2.8秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は7,000円/日（税抜）です。
2月29日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株)ビップ