ミスファビュラス　Miss Fabulous　　牝　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父エスケンデレヤは米国で生産、調教され、デビュー2戦目に初勝利。3歳時にG2ファウンテンオヴユースSを勝って重賞初制覇を挙げると、続くG1ウッドメモリアルSも快勝。ケンタッキーダービーの有力候補の一頭となりましたが、直前に故障を発症して回避。そのまま引退、種牡馬入りしました。初年度産駒のIsabella SingsがG2ミセズリヴィアSに優勝、2年目産駒のMor SpiritはG1ロスアラミトスフュチュリティ、メトロポリタンHに優勝するなど上々の滑り出しを見せ、2016年から日本で供用を開始。米国に残された産駒のなかから、昨年のBCスプリントなどG1・4勝を挙げ、エクリプス賞の最優秀スプリンターに選出されたMitoleが出ています。日本では現3歳世代が初年度産駒で、ウィーンソナタが中山ダート1200mで新馬勝ちしたのがJRA初勝利。その後も産駒はダート中心に勝ち上がっています。

母系を見ますと、母パーティークィーンは2戦未勝利でしたが、祖母ナイサーが愛1000ギニーの勝ち馬。近親には英G3チャートウェルフィリーズS勝ちのPyrrha、豪州でMRCCFオールSなどG1・2勝のSuavito、ニュージーランドのG3FCジョンストンHを勝っているSultan of Swingなどがいます。また、3代母Everything Niceも英国で重賞2勝の活躍馬で、その子孫にはG1伊ジョッキークラブ大賞などを勝ったPassing Saleや、英G1レイシングポストトロフィ2着のMagnoといった一流馬がいます。

本馬は2019年6月16日に東京芝1400mの新馬戦でデビュー。好スタートから3番手につけると、直線を向いてからもしっかりと脚を使い、13頭立ての4着でゴールしました。2戦目は福島のダート1150m戦に出走。初戦の内容から4番人気に支持されましたが、うまくスピードに乗り切れず後方に下がり、14頭立ての11着に終わっています。その後は距離を延ばしたり、芝に戻したりしましたが、なかなか思うような結果が出ない現状。5戦して良馬場で競馬できたのが1度しかなく、天候や馬場に恵まれなかったのも影響したのかもしれません。初戦の内容を考えると、芝向きかもしれませんが、馬体重は460kg台と牝馬にしては馬格があり、血統面を考えてもダートがダメということはないはず。砂質の軽い競馬場なら、良さが生きるかもしれません。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2020年4月15日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2020年3月15日（日）　1回中京6日　4R　3歳未勝利　　芝1600m（稍重）
　　　結果16着　　タイム1:38.7（1着馬からのタイム差4.4秒、5着馬からのタイム差3.5秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,800円/日（税抜）です。
3月21日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：畑　末廣郎