サンライズマジック　Sunrise Magic　　牡　６歳　　※中央競馬　登録抹消

父ハービンジャーはキングジョージⅥ世＆QエリザベスSを11馬身差のコースレコードで圧勝した名馬。引退後は日本にて種牡馬生活をスタートさせ、2017年にディアドラ（秋華賞）、ペルシアンナイト（マイルCS／母の父は出品本馬と同じサンデーサイレンス）、モズカッチャン（エリザベス女王杯）と一気に3頭のG1ウイナーを輩出すると、2018年にはブラストワンピースが有馬記念、昨年はノームコアがヴィクトリアマイル、ディアドラが英ナッソーSに優勝。その勢いはとどまるところを知らず、名実ともにトップサイアーの仲間入りを果たしています。

一方、母系は米重賞勝ち馬Regal Intentionを産んだTiffany Tamを4代母に持ち、El Areeb（ジェロームS、ウィザーズS）やLa Dolce Vita（スワニーリヴァーH）らもこのファミリー。近親にClassic Cut（WATCカラカッタプレイト3着）、おじに中央準OP馬クリアーザコースト、いとこに佐賀の重賞勝ち馬ダンツブルースらが名を連ねており、母サンデーサンライズは中央で4勝、準OPでも3着に好走しました。
また、ハービンジャー×サンデーサイレンスの配合からは、前記ペルシアンナイト以外にも、ドレッドノータス（京都大賞典）やベルーフ（京成杯）など、数多くの活躍馬が出ています。

本馬は2歳11月に京都・芝1800mでデビュー。8番人気と、戦前はそこまで評価は高くありませんでしたが、先団を追走から上がり3ハロン34.8秒の脚を使って4着に入線します。その後も勝ち馬とタイム差なしの2着になるなどして迎えた6戦目。阪神・芝1400mでは先団追走から直線で抜け出し、見事に初勝利を飾りました。昇級後初戦ではいきなり2着になるなど、ここまで掲示板に載ること5回の成績を残しています。

ダートは未勝利戦で1戦の経験があるのみですが、兄弟は地方に移籍後に勝ち星を挙げています。母もJRAのダート競走で2勝、その兄弟も複数の勝利を挙げていることから、他場へ移籍して相手関係が楽になればやれる可能性はあるのではないでしょうか。馬格のあるハービンジャー産駒ですし、今後の成長や十分な上積みも見込めるはず。環境の変化がいいキッカケになってくれることを願っています。新天地での活躍を期待しています。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※湖南馬事研修センター（滋賀県甲賀市甲南町竜法師・吉澤ステーブルWEST湖南）に在厩しており、預託料は7,000円/日（税抜）です。
3月28日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：松岡　隆雄