ロマンチスト　Romanticist　　牡　７歳　　※中央競馬　登録抹消

父アグネスデジタルは中央・地方・海外のG1を 6勝した“芝・ダート不問の歴史的オールラウンダー”。種牡馬としてジャパンダートダービーの覇者カゼノコを筆頭に、ヤマニンキングリー（札幌記念）やアスカノロマン（東海S）、サウンドバリアー（フィリーズレビュー）、メイショウスザンナ（クイーンS）、ダイシンオレンジ（アンタレスS、平安S）など数々の重賞ウイナーを輩出。昨年、南関東の牝馬二冠馬に輝いたトーセンガーネット（関東オークス3着）をはじめとして、地方重賞の舞台で活躍する産駒が多いことも優れた魅力のひとつです。

一方、母系はニッポーテイオー（G1・3勝）やタレンティドガール（エリザベス女王杯）でお馴染みの名門ビューチフルドリーマーの系統で、曾祖母はエリザベス女王杯を制したビクトリアクラウン、祖母は根岸S3着のビューチフルロマン。近親にグレイトパール（アンタレスS、平安S）、いとこにセイコーサンデー（目黒記念3着）、半兄にアルトップラン（東海S3着）、全兄にトランヴェール（笠松重賞・サマーC）、半姉にカチューシャ（オアシスS、スパーキングレディC2着、レディスプレリュード3着）と活力に満ち溢れています。
また、アグネスデジタル×ティンバーカントリーの配合からは、コパノチャーリー（阿蘇S2回、川崎記念5着）など、数多くの勝ち馬が出ています。

本馬は2歳10月にデビューし、4戦目となった阪神ダ1200mで待望の初勝利。その後も札幌ダ1000、京都ダ1200m戦にて勝利を挙げ、通算3勝の活躍を見せてくれています。障害戦に挑戦後に平地に復帰し、近5走は得意のダートのスプリント戦に照準を絞り、出走を重ねてきました。変わらずの先行力を見せ、入着を果たしてくれはするものの、4勝目を挙げるには少々厳しく、7歳という年齢も踏まえて総合的に判断し、今回の出品に至りました。

父のアグネスデジタル産駒は初期こそヤマニンキングリーなどの芝競走での活躍馬を輩出しているものの、近年ではダートで活躍する産駒が増えています。また、父アグネスデジタルと母父ティンバーカントリーの血統ではコパノチャーリーがおり、こちらはダート路線で息の長い活躍をしていることから、本馬もまだまだ今後の活躍に期待できるでしょう。

金沢、名古屋および笠松の東海地区、高知競馬に転入した際の格付けは、これまでの中央競馬での実績からすると、相手関係が非常に有利になると思われます。ご検討の程、よろしくお願いいたします。

なお、以前の調教中に喉の音が気になったことがあり内視鏡検査を行いましたが、特に異常は見られませんでした。現状渡しのノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※2019年4月29日の競走（新潟・障害4歳以上未勝利）において、2号障害手前で急に内側に逃避し、騎手が落馬したため競走中止。出走停止および停止期間の満了後に障害調教再審査の制裁を受けています（その後、5戦に出走しています）。
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。


※さく癖があります。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は7,000円/日（税抜）です。
3月28日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：スクーデリア