アテンミラクル　Aten Miracle　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ロードアルティマは兄に名種牡馬Gone West、Lion Cavernを持つ良血馬として中央で12戦6勝。スタッドイン後の数年は種付け頭数に恵まれなかったものの、ナカナカ（カンナS3着）を筆頭に貴重な産駒たちが高確率で勝ち上がりを見せ始めると人気が上昇。中央ではOP2勝のタイムトリップ（函館2歳S3着、ニュージーランドT5着）や2連勝で準OP入りしたヘルディンらが存在感を示しており、地方ではベストロード（盛岡・若鮎賞）やジッテ（金沢・日本海スプリント）が重賞を制しています。

一方、母系はフジノパーシア（天皇賞・秋、宝塚記念、有馬記念2着）やスリージャイアンツ（天皇賞・秋）らと同じ、ヒガシヒメに遡るファミリー。近親には重賞3勝を誇る現役馬デンコウアンジュ（愛知杯、福島牝馬S、アルテミスS、ヴィクトリアマイル2着）の名が光っており、おじに中央OP馬コレデイイノダ（六甲アイランドS）、地方重賞勝ち馬ナリタブラック（福山大賞典）、いとこにも中央OP馬サングラス（バレンタインS）など、活力ある血筋となっています。

本馬は2歳10月の東京芝1,400ｍでデビュー。中間の稽古では水準級の動きを示し中団でレースを運ぶことができましたが、ラストは脚が上がってしまい13着でゴール。2戦目はダートに矛先を向け想定以上のポジションをキープするも直線は馬群に沈んでしまいます。その後もジョッキーの進言で距離短縮や延長を試みましたが新味を出すことができず、3走成績とタイムオーバーによる出走制限を受けてしまったため、今回サラブレッドオークションへ出品する運びとなりました。着順がクローズアップされがちですが、追走一杯に終始している訳ではなく序盤はある程度の位置で流れに乗れています。相手関係が好転すれば光明が差してくる可能性もあるのではないでしょうか。新天地への移籍がいいキッカケとなり、地力が強化されていくことを切に願っています。
尚、現状渡しのノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2020年4月30日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2020年3月31日（火）　3回中山2日　3R　3歳未勝利　　ダ1800m（稍重）
　　　結果14着　　タイム2:01.3（1着馬からのタイム差6.6秒、5着馬からのタイム差5.5秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※2020年3月31日の競走（14着）にて、3走成績による出走制限（2020年5月31日まで平地競走に出走できない）を受けています。
転入先の競馬場によって、出走申込の受付拒否、能力検査・調教試験を課される場合がありますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,800円/日（税抜）です。
4月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：玉置　潔