ホウオウゴースト　Ho O Ghost　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ゴールドシップは春二冠に加えて有馬記念、史上初となった宝塚記念連覇、そして天皇賞・春とG1・6勝を挙げた名馬。スタッドイン後は毎年100頭前後の種付けをコンスタントにこなし、昨夏より待望の産駒がデビュー。札幌2歳Sで魅せたブラックホール、サトノゴールドのワンツーフィニッシュは記憶に新しく、他にもウインマイティー（忘れな草賞、デイジー賞）やジュニパーベリー（雪うさぎ賞、クリスマスローズS3着）、クロノメーター（黄梅賞）など、これまでに18頭が勝ち星を収めており、ステイゴールドの後継者としての存在感を力強くアピールしています。

一方、母系はウインドインハーヘアの母としてもお馴染みのBurghclereを曾祖母に持つ、世界的な名門ファミリー。近親にはディープインパクト（日本ダービー、ジャパンCなどG1・7勝）やブラックタイド（スプリングS）、レディブロンド（スプリンターズS4着）といった成功のカギを握る著名馬たちが集結しており、おじにウインクリューガー（NHKマイルC）、いとこにソリッドプラチナム（マーメイドS）など続々と活躍馬が出現。G1に駒を進めた母タニノハイクレアの資質を継承し、半姉ウインシャトレーヌ（TVh賞、葉山特別、石狩特別、スイートピーS4着）、エーデルメイシュ（赤倉特別）をはじめとして、上の6頭すべてが勝利を収めています。

本馬は2017年セレクトセールにて3780万円で落札され、2019年10月19日に東京競馬場にてデビューしております。大人しくおっとりしているものの扱いが難しい部分のある馬で、レースにおいても自分から前に行くことができず結果を出すことができておりません。もう少し前進気勢が欲しいところであり、心身共に成長が待たれる状況です。
父ゴールドシップは昨年ファーストクロップがデビューしたばかりの新鋭。昨年既に産駒は重賞制覇を成し遂げており、通算の勝馬率は2割を超えています。ゴールドシップ自身の激しい気性も引き継ぐ馬も少なくないものの、確実に能力を伝えていると言えるでしょう。また、母系では半数の兄弟馬が中央で2勝以上挙げており、堅実に能力を伝える血統です。現状では結果が残せていない本馬ではありますが、伝えられた能力が開花する可能性は決して少なくありません。何卒ご検討の程よろしくお願いいたします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2020年5月19日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2020年4月19日（日）　1回福島4日　6R　3歳未勝利　　ダ1700m（不良）
　　　結果15着　　タイム1:52.4（1着馬からのタイム差6.7秒、5着馬からのタイム差3.9秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,800円/日（税抜）です。
4月25日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：小笹　芳央