メイショウチロル　Meisho Tirol　　牝　６歳　　※地方競馬　在籍

父ドリームジャーニーは怪物オルフェーヴルの全兄にあたり、現役時に有馬記念、宝塚記念などG1を3勝。種牡馬としても存在感を示しており、中央ではミライヘノツバサ（ダイヤモンドS、日経賞2着、ＡＪＣＣ3着）やヴェルトライゼンデ（ホープフルS2着、スプリングS2着）、エスティタート（シルクロードS2着、京都牝馬S3着）、アルメリアブルーム（愛知杯2着）、トオヤリトセイト（アーリントンC3着）、トゥラヴェスーラ（葵S2着）が、地方ではイルティモーネ（兵庫ゴールドトロフィー2着）やドリームズライン（名古屋・東海ダービーなど重賞3勝）、ポッドガゼール（浦和・ユングフラウ賞2着、川崎・ロジータ記念3着）らが躍動しています。

一方、母系はオークスでスターロッチの5着に入ったビウチーを6代母に、降雪によりダートで行われたＡＪＣＣの覇者シュウザンキングを世に送ったトーワダイヤを4代母に持つ、歴史あるファミリー。母エイスワンダーは名古屋でデビュー戦を快勝し、中央転入後に平ヶ岳特別など5勝を挙げた素質馬で、半兄メイショウトチワカは京成杯で5着、セントポーリア賞でハナ差の2着、メイショウスリラーは名古屋で7勝と能力の一端を見せました。

本馬は2017年3月11日に中京競馬場でデビューしております。中央で6走しましたが思うように結果が得られず、同年に園田競馬へ移籍して現在まで43戦2勝の成績を挙げています。近走の成績は一息といった印象ですが、夏場の暑さに強いタイプなのでこれからさらに調子を上げていくでしょう。ゲートにやや難があり覆面で対応しており、たまにゲート内で立ち上がってしまうこともありますが、6歳となった今もまだまだ元気溢れる走りを見せてくれる馬です。
父ドリームジャーニーは今年、産駒のミライヘノツバサがダイヤモンドステークスを勝って初重賞制覇を成し遂げています。昨年のホープフルステークス2着のヴェルトライゼンデなど実力馬もおり、産駒の総合勝馬率も3割を超えている優良な種牡馬です。成長力のある産駒が多いのも特徴で、馬齢を重ねるとともに力強い動きを見せてくれます。また、母エイスワンダーは43戦6勝の成績を挙げており中央競馬でも5勝を挙げています。母父アンバーシャダイの晩成傾向と合わせて、本馬には長く活躍できる血統背景があると言えるでしょう。
ノークレームノーリターンをご承知置きの上、ご検討の程よろしくお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
ゲートへの進入があまり良くなく、過去には出走停止（18/6/21・4歳時）になったことがありますが、覆面で対応しているため、現在はスムーズにおこなえています。暑くなるこれからの時季に好調子となり、ベストパフォーマンスを発揮してくれることでしょう。（園田競馬西脇・小牧毅調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※園田競馬西脇馬事公苑・小牧毅厩舎（兵庫県西脇市合山町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
5月9日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：松本　好雄