ジャーニーマン　Journeyman　　牡　７歳　　※地方競馬　在籍

父サウスヴィグラスはJBCスプリントなど重賞8勝。種牡馬としてNAR年度代表馬ラブミーチャン（母の父は出品本馬と同じアサティス）やJBCスプリントの覇者コーリンベリー、ジャパンダートダービー優勝馬ヒガシウィルウィンなど、これまでに多数のダート重賞馬を輩出。2015年から5年連続で地方競馬チャンピオンサイアーに輝き、今年もトップを邁進中です。2018年、惜しまれつつこの世を去りましたが、テイエムサウスダン（兵庫ジュニアグランプリ）やスマートアヴァロン（根岸S3着）、ヒロシゲゴールド（クラスターC2着）、南関東の重賞勝ち馬ステッペンウルフ、ベンテンコゾウ、キャンドルグラスなど、残された産駒の活躍はとどまることを知りません。

一方、母系はタマモコトブキ（桜花賞2着）らと同じアマリテュードに遡るファミリー。近親にスマートボーイ（マーチSなど重賞5勝）やノボエイコーオー（デイリー杯3歳S2着）、スマートジョーカー（川崎重賞・川崎マイラーズ／母の父は出品本馬と同じアサティス）、コテキタイ（浦和・桜花賞／母の父は出品本馬と同じアサティス）、いとこにイグナシオドーロ（北海道2歳優駿）、おじにタマモリッチ（サラブレッドチャレンジC）、全兄弟に中央OP馬スズカリバー（名古屋城S）や準OP馬スズカヴィグラス（大島特別）、園田重賞3着フォルベルスと、ダートの鬼とも言える背景を有します。
また、サウスヴィグラス×アサティスの配合からは、前記ラブミーチャン、スマートジョーカー、コテキタイ以外にも、タイニーダンサー（関東オークスなど交流重賞3勝）やハニーパイ（エーデルワイス賞）、など、多くの重賞勝ち馬が出ています。

そんな本馬は2歳7月に門別競馬よりデビュー。初陣となったフレッシュチャレンジ（ダ1200ｍ）でいきなり7馬身差の圧勝劇を演じると、2歳オープンのメイショウボーラー賞（ターフチャレンジ3）を快勝。JRAのすずらん賞にでも、勝ったオデュッセウスから0.3秒差の5着に好走するなど、早い時期から素質の片鱗を見せました。そして3歳になり、南関東へ移籍すると、その素質がさらに開花。移籍初戦の重賞・ニューイヤーCで3着、条件戦で2勝を積み重ねて挑んだ南関東三冠初戦の羽田盃では、好位追走から最後まで粘りを見せ、勝ったタービランスから0.4秒差の3着に健闘。また続く東京ダービーでも5着に入るなど、この世代における南関東のトップホースとして存在感を発揮しました。その後も多摩川オープンなど5勝を獲得し、大きなケガをすることもなく、まさに無事是名馬の活躍ぶり。長期間に亘って楽しませてくれました。7歳となってもまだまだ元気な様子を見せていますので、新たなオーナー様のもと、もうひと花咲かせてくれることを祈っています。何卒ご検討の程よろしくお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
本当に素直でおとなしい気性の馬。攻め馬でも引っ掛かることはまずありません。こちらへの転厩緒戦、3歳時のニューイヤーC（浦和ダ1600m・3着）以降、1600～2400m戦を意図的に使ってきました。今後は、もちろん1600戦以上ならまだまだやれるでしょうし、サウスヴィグラス産駒であることからも、1200m～1400m戦でも十分に勝負になる可能性があると思います。（川崎競馬小向・内田勝義調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※川崎競馬小向厩舎地区・内田勝義厩舎（神奈川県川崎市幸区小向仲野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問いわせください。
5月23日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有)グランド牧場