ランジョウ　Ranjo　　牝　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ゴールドシップは皐月賞、菊花賞の二冠に加えて有馬記念、史上初となった宝塚記念連覇、そして天皇賞・春とG1・6勝を挙げた名馬。スタッドイン後は毎年100頭前後の種付けをコンスタントにこなし、昨夏より待望の産駒がデビュー。札幌2歳Sで魅せたブラックホール、サトノゴールドのワンツーフィニッシュは記憶に新しく、他にも今年のオークス3着馬ウインマイティー（忘れな草賞、デイジー賞）やジュニパーベリー（雪うさぎ賞、クリスマスローズS3着）、クロノメーター（黄梅賞）など、これまでに26頭が勝ち星を収めており、ステイゴールドの後継者としての存在感を力強くアピールしています。

一方、母系はベガ（桜花賞、オークス）やアドマイヤベガ（日本ダービー）、ハープスター（桜花賞）らの活躍でお馴染みのアンティックヴァリューを曾祖母に持つ、極めて優秀なファミリー。近親にはサトノノブレス（日経新春杯など重賞4勝、菊花賞2着）やエクセラントカーヴ（京成杯オータムH）、コレクターアイテム（アルテミスS）、ヒカルオオゾラ（エプソムC2着2回、関屋記念2着）、ランドクイーン（笠松・園田重賞3勝）などの活躍馬がズラリと顔を並べており、半姉フォーハピネスは南関東を中心に12戦9勝、2着2回、半兄ジャストフォーユーは中央2勝後に地方で5勝と、力のあるところを示しています。

本馬は今年の2月に東京・芝1600m戦でデビュー。中団追走から直線でじわじわと脚を伸ばし、7着でゴールしました。その後、更に着順を上げていくことを期待していましたが、まだトモに力が付き切っておらず、追われると頭を上げてしまい、推進力に欠ける走りになってしまう現状。前走を見てもこの馬なりに成長していることは窺えるのですが、体質面を含め良化にはもう少し時間を要するかもしれないことから、今回のサラブレッドオークションに出品の運びとなりました。
ダートは未経験ながら、姉に南関東で12戦9勝を挙げたフォーハピネスがいることから、こなせる下地があっても何ら不思議はありません。ゴールドシップ産駒も古馬になってから更に力を付けていくことが予想されますので、まだキャリアの浅い本馬も今後の成長、変わり身が期待できそうです。
また、前述の通り、近親に重賞馬が多数いる血統背景も大きな魅力。配合時にサンデーサイレンスを4代目に有する本馬はサンデーサイレンスの3×4が成立させやすい事も含めて、将来の繁殖牝馬候補としても是非ご検討ください。


※2020年6月20日の競走（10着）にて、3走成績による出走制限（2020年8月20日まで平地競走に出走できない）を受けています。
転入先の競馬場によって、出走申込の受付拒否、能力検査・調教試験を課される場合がありますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,800円/日（税抜）です。
6月27日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株)ノルマンディーサラブレッドレーシング