コレクションラヴ　Collection Love　　牝　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父リアルインパクトはディープインパクトの初年度産駒で、新馬勝ちのあと、京王杯2歳S、朝日杯FSと連続でグランプリボスの2着。3歳時のNHKマイルCでもグランプリボスの3着に敗れましたが、続く安田記念では鮮やかに古馬を撃破。史上初の3歳馬による優勝を果たし、G1初勝利を飾りました。その後もマイル前後の重賞で好走を続け、5歳時、6歳時には阪神Cを連覇。7歳時には初の海外となる豪州遠征を敢行し、ジョージライダーSで2度目のG1制覇を果たしました。種牡馬としては現3歳世代が初年度産駒となり、早い時期から続々とJRAで勝ち上がり。もみじS、クロッカスSを勝ったラウダシオンが、NHKマイルCにも優勝し、早くもG1ホースが誕生しました。他にも、アルムブラストがカンナSに優勝。エンプティチェアがダートで2勝目を挙げるなど、芝、ダートを問わずにスピード、パワーを生かす産駒が目立っています。

母系を見ますと、半兄のシュロスが今年3月から園田で3連勝中。伯父のスピードルーラーは芝短距離で3勝、叔父ラストプライドワンは園田で3勝ののちJRAに転入し、今年6月21日に1勝クラスで3着に好走しています。3代母プライベートタイムの半兄には、共同通信杯2着、アーリントンC3着など重賞で活躍したアイネスサウザーおり、6代母Matriarchまでさかのぼれば、その子孫にはエクリプス賞などを制して日本で種牡馬としても活躍したターゴワイスや、BCターフ、アーリントンミリオンなど制し、米の芝G1を席捲したManila、米G1ハリウッドダービーなどを制し、種牡馬としても活躍したステートリードンなど多くの一流馬が名を連ねています。

本馬は2019年8月25日に札幌芝1200mの新馬戦でデビュー。3番人気の支持を集め、最内枠から好スタートを決めると、そのまま好位の内めを追走。直線もしっかりと脚を伸ばし、逃げ切ったコスモカルナックには離されましたが、2着とはクビ差の3着に好走しました。その後は休養し、2戦目は今年5月の新潟芝1200m戦。こちらもスタートはまずまずで好位を追走しましたが、久々のぶん早めに手応えが怪しくなり、直線で後退。16頭立ての13着に終わりました。3戦目は東京のダート1600m戦に矛先を変え、2番手を追走しましたが、ハイペースで息の入りづらい展開となったことも響き、早めに失速。16頭立ての最下位に終わっています。ダートでも先行できる脚を見せられたのは収穫でしたが、現状では短めの距離のほうがあっている印象。地方の小回りコースのほうが、スタートダッシュの良さを生かすことができるでしょう。牝馬で性格的に多少ピリピリしたところはありますが、競走能力に影響するような大きな問題はありません。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,800円/日（税抜）です。
6月27日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株)ティケム