フェイタリズム　Fatalism　　牝　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父ハービンジャーはキングジョージⅥ世＆QエリザベスSを11馬身差のコースレコードで圧勝した英国の名馬。引退後は日本にて種牡馬生活をスタートさせ、2017年にディアドラ（秋華賞）、ペルシアンナイト（マイルCS）、モズカッチャン（エリザベス女王杯／母の父は出品本馬と同じキングカメハメハ）と一気に3頭のG1ウイナーを輩出すると、2018年にはブラストワンピース（母の父は出品本馬と同じキングカメハメハ）が有馬記念、昨年はノームコアがヴィクトリアマイル、ディアドラが英ナッソーSに優勝。その勢いはとどまるところを知らず、名実ともにトップサイアーの仲間入りを果たしています。

一方、母系はロサード（オールカマーなど重賞5勝）やヴィータローザ（セントライト記念など重賞3勝）を産んだローザネイを4代母に持ち、曾祖母ロゼカラー（デイリー杯3歳S、秋華賞3着、オークス4着）、祖母ローズバド（フィリーズレビュー、マーメイドS、オークス2着、秋華賞2着、エリザベス女王杯2着）と続く、ご存じ“薔薇一族”の本流。母の全兄にローズキングダム（ジャパンC、朝日杯フューチュリティSなど重賞5勝、日本ダービー2着、菊花賞2着）、おじにローゼンケーニッヒ（神戸新聞杯5着、小倉記念5着）、いとこにOP馬バンゴールやロサグラウカ、近親にローゼンクロイツ（金鯱賞など重賞3勝、菊花賞3着）やローズプレステージ（京都新聞杯2着）、エアジェルブロワ（京都牝馬S5着）など、活躍馬の宝庫となっています。

本馬は脚元の不安などはないのですが、成長が遅く馬がパンとしてこないので無理せずにあえて遅いデビューを選択しました。しかしながら、そのデビュー戦は3コーナーから行き脚をつけた時点で落馬事故があり、競馬になりませんでした。（パトロールビデオ参照）残された時間の中で適条件を使える保証もなく、また勝ち上がる確信も持てないので売却することにしました。なお、本馬はタイムオーバーは適用されていません。


※2020年7月5日の競走中、3コーナーで他の馬の影響を受けたため、「タイムオーバーによる出走制限」の適用を除外されています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,800円/日（税抜）です。
7月11日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：池谷　誠一