ブルベアエーカー　Bullbear Acre　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父スズカコーズウェイはGiant's Causeway産駒の持ち込み馬として日本で走り、通算44戦6勝。3歳時にニュージーランドTで4着になるなど、早い時期から重賞でも好走しましたが、本格化は古馬になってからで、5歳時の京王杯SCで重賞初制覇を飾りました。G1には3度挑戦し、6歳時の高松宮記念の6着が最高でしたが、息の長い活躍を見せた一流馬です。産駒のデビューは2016年。血統登録された初年度産駒はわずか7頭でしたが、6頭が勝利を挙げ、バンドザラインが門別の栄冠賞、イノセントC、大井の優駿スプリントと重賞を3勝。ズスカコーズラインはオープン2勝を含む7勝を挙げ、今年6月の北海道スプリントCで2着と活躍。その後も地方競馬を中心に活躍馬を輩出し、種牡馬としての評価は上がっており、種付け頭数も増加。現3歳世代では、ニュータウンガールが名古屋の東海ダービーを制するなど、重賞5勝の活躍を見せています。

母系を見ますと、母チャームカーニバルは芝のマイル戦で1勝。半姉のハニーパイはエーデルワイス賞を制し、兵庫ジュニアグランプリで3着。NAR賞の最優秀2歳牝馬に選出されています。祖母リップスティックの半兄にはフェブラリーHやダートの札幌記念に優勝したリキサンパワーがおり、他にも4代母イスズヒメの子孫にはウェディングマーチやコパノフラッシュといった重賞好走馬が名を連ねます。さらに溯れば、オールカマーや弥生賞に優勝したトドロキヒホウも同じ一族の出身となります。

本馬は2020年1月25日に京都ダート1800mの新馬戦でデビュー。スタートはやや立ち遅れましたが、すぐにリカバリーして道中は中団で流れに乗りました。ただ、直線で追い出されてからギアが上がらず、流れ込むようなかたちで初戦は16頭立ての13着に終わっています。2戦目は距離を詰めて京都ダート1200m戦に出走し、中団から脚をためて運びましたが、やはり直線は伸びきれずに16頭立ての14着。3戦目は再び距離を延ばし小倉のダート1700m戦に出走。ここではスタートを決めるとスッと2番手につける脚を見せ、ペースが上がってからは苦しくなりましたが、これまでとは違ったかたちの競馬を見せました。周りの馬に対して敏感なところはありますが、そのあたりはキャリアを積んでいけば解消してくると思われ、レースぶりを見ても少しずつですが体力がついてきているように思えます。480kg超の馬体も持ち主であることから、今後にかなりの伸びしろを残しているのではないでしょうか。なお、現在は飛節軟腫があって休養しています。現状渡しのノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※ムロタホーストレーニング（滋賀県栗東市井上）に在厩しており、預託料は6,000円/日（税抜）です。
7月18日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株)ブルアンドベア