フジノアンサー　Fujino Answer　　牡　６歳　　※地方競馬　在籍

母エフテージェニーはJRA2勝、北海道と南関東で3勝の計5勝を挙げました。おじには菊花賞2着馬マイネルデスポットがおり、4代母マリンエクスプレスからは桜花賞馬ブロケード、交流重賞グランシャリオCを制したマイシーズン、ラジオNIKKEI賞を勝ち、今シーズンから種牡馬となったアロマカフェなど活躍馬が多数出ています。ニシケンモノノフ（兵庫ゴールドT、兵庫ジュニアグランプリ）、エキマエ（兵庫CS）など、ダート巧者の産駒が多いメイショウボーラーを父に迎えた配合は、地方競馬のダートで走るにはベストといえるのではないでしょうか。
本馬は2013年7月にデビュー。なかなか勝ち切れなかったものの、16戦目で待望の初勝利を挙げました。包まれたり揉まれたりすると力を出し切れないタイプゆえ、どうしても枠順に左右されるので成績が安定しませんが、昨年6月に連勝するなど能力の片鱗を見せています。色々と注文は付く反面、能力さえ出し切れればまだまだやれるはず。3年半以上にわたって南関東の強敵相手に揉まれてきただけに、移籍先で相手関係が楽になれば一変も可能でしょう。

【本馬についての現状説明】
調教では2周目になると引っ掛かるので、1周目だけサラッと流す感じでやっていました。馬群で揉まれてしまうと良くないタイプなので乗り方が難しく、枠順にも左右されるのでアテにしづらいですが、直線で外に出せれば終いは伸びるので、この馬の競馬さえできればもっとやれるでしょう。以前ゲート入りを嫌がることがあったので、毎回目隠しをして入れていました。それでも最近はスムーズに入りますし、中でもおとなしいので、今なら目隠しなしでもスムーズ入ると思います。3歳時に両膝を骨折して長期の休養を余儀なくされ、今も慢性的な腫れが残っていますが、レースを使うにあたっては全く問題ないですよ。脚元に関してはスッキリしていて、実際に骨折休養が明けてからは一度も休んでいません。飼い葉もしっかり食べてくれるので馬体減りの心配もなく、コンスタントにレースを使うことができるのは大きな強みですね。


※本馬は2014年8月（3歳時）に両膝骨折を発症（全治6ヶ月）し、骨片除去手術をおこなっています。その影響で両膝（特に右）に慢性的な腫れが残っています。

※本馬は南関東4競馬場への転入が可能です。

※本馬は現在、大井競馬場・渡邉和雄厩舎（東京都品川区勝島）に在厩しており、売買成立後の引き渡しも同場所からとなります。

※本馬の預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
4月1日（土）より落札者様の預託料負担となります。

※販売申込者：遠藤　正子