グラスコックピット　Glass Cockpit　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父Congratsは米国で生産、調教され、G2のサンパスカルSに優勝。G1ではサンタアニタHの2着が最高でしたが、5歳時のドバイワールドCでロージズインメイの5着となるなど、息の長い活躍を見せました。大種牡馬A.P. Indyの直子で、きょうだい、近親に活躍馬が多いことから種牡馬としても期待を集め、Turbulent Descent(サンタアニタオークスなど米G1を4勝)、ウィキッドリーパーフェクト(米G1アルシバイアディズS、G2ホープフルS勝ちハートレーの母)といったG1を輩出しています。日本で走った子供もダート中心に活躍しており、ジェルブドールが2勝、ヌーナが3勝を挙げました。

母系を見ますと、おいにあたるYorktonが米国でG3を2勝するなど重賞戦線で活躍。いとこのTale of Ekatiは米G1ウッドメモリアルS、シガーマイルに優勝した一流馬です。祖母のメイプルジンスキーはアラバマS、モンマスオークスと米G1を2勝。BCディスタフ優勝馬Pleasant Homeや、米G1を2勝したPine Island、マンノウォーSなど米G1を5勝したPoint of Entry、日本で走りユニコーンSなどに優勝したバーディバーディなどの祖ともなっており、一族は非常にハイレベル。欧州のスプリントG1で活躍し、種牡馬としても大成功したDayjurは祖母の半弟。3代母Gold Beautyも米G2勝ち馬です。

本馬は2019年10月19日に京都ダート1400mの新馬戦でデビュー。中団から差を詰め切れず、16頭立ての7着でゴールしました。その後は競馬を使われながらジワジワと力をつけている印象で、それに伴って先行力も身につけ、今年3月の中京ダート1800mでは好位からしぶとく粘って5着を確保。続く阪神ダート1800m戦では初めてハナを切る競馬を見せて4着に粘るなど、着順、内容ともに良化してきました。前走は札幌の芝2600m戦で14頭立ての13着と大敗していますが、これは初芝に加えて長距離輸送が応えたもので、参考外と見ていいでしょう。2走前には障害戦にも出走するなど、さまざまな経験を積んでいることも、今後の競走生活に生かされそうです。デビューからコンスタントに競馬を使われながら馬体を成長させており、これからさらに力をつけていけそうなタイプで、父と同様に気の長い活躍を見せてくれそうです。


※現在の馬体重は470kgです。

※さく癖があります。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※千代田牧場（北海道日高郡新ひだか町静内田原）に在厩しており、預託料は8,000円/日（税抜）です。
8月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：千代田牧場