サンドジョーカー　Sand Joker　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父スマートファルコンは、2歳秋のデビュー戦を快勝すると、4戦目は芝のオープン競走で勝利を挙げてクラシックへ駒を進めました。3歳秋の白山大賞典で重賞勝ちを収めると、以降は地方交流重賞の舞台で躍動しました。重賞6連勝と9連勝を記録するなど、G1勝ち6勝を含むダート重賞19勝を記録しました。種牡馬入り後は、初年度から5年連続で100頭以上の繁殖牝馬を集める人気種牡馬となっています。産駒のデビュー後は、地方重賞勝ち馬を輩出し、父同様ダートでの活躍が目立ちます。

母系を見ますと、母テールバインダーは地方競馬で106戦した、非常にタフネスな馬です。大井の重賞マイルグランプリや門別の北海優駿を勝ったピエールタイガーや、帝王賞などを勝ったコンサートボーイがいる母系となっており地方競馬での活躍が目立つ一族です。

本馬は、2019年12月22日に阪神芝1400mの新馬戦でデビュー。初戦では、スタートでやや後手を踏むものの二の脚で良いスピードをみせて5番手で競馬を進め、直線でも粘り6着と健闘し、芝のレースでもスピード力を発揮しました。2戦目ではダートに替わり3番人気に押され、レースでは5分のスタートを切ると良いスピードを見せ先頭に立って競馬を進めましたが、結果は10着でした。その後、4戦目ではレース中に両後ろ脚とも落鉄をしてしまう不運に見舞われ12着、6戦目ではスタートで躓くような形で後ろからの競馬となり9着とスムーズな競馬が出来ず結果を出すことが出来ませんでした。
ここまで大きなケガもありませんし、馬体重も500kg前後としっかりとした馬格があるので、地方の深いダートも合うと思いますし、まだトモが弱い部分があるため本当に良くなってくるのはこれからで、デビュー戦、2戦目で見せたスピード能力からも地方競馬では大きな活躍が期待できるのではないでしょうか。
前述の通り父スマートファルコンがダート重賞を19勝し、母系には地方G1勝ち馬や地方重賞勝ち馬がおり、地方競馬で活躍するのに申し分のない血統背景も魅力的です。
まだキャリア7戦とフレッシュな状態なので、新天地での活躍に期待しています。


※2020年8月15日の競走（10着）にて、3走成績による出走制限（2020年10月15日まで平地競走に出走できない）を受けています。
転入先の競馬場によって、出走申込の受付拒否、能力検査・調教試験を課される場合がありますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は7,000円/日（税抜）です。
8月22日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株)ＹＧＧホースクラブ