メイショウサフラン　Meisho Safran　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父メイショウボーラーはデビュー4連勝で小倉2歳S、デイリー杯2歳Sに優勝。その後のG1ではあと一歩勝ち切れない競馬が続きましたが、4歳を迎えてダートに舞台を移すと詰めの甘さが解消。ガーネットS、根岸SとG3を連覇し、続くフェブラリーSで待望のG1初制覇を飾りました。その後は白星から遠ざかったものの、スプリンターズSで2着に食い込むなど、スピードを生かす距離ならば芝、ダートを問わずに活躍を続けました。種牡馬としても芝、ダートの双方で一流馬を輩出しており、JBCスプリントを勝ったニシケンモノノフ、兵庫チャンピオンシップを勝ったエキマエ、アイビスサマーD勝ちのラインミーティア、ファンタジーS2着のショーウェイなどが活躍。ブレシアイル(水沢・ビギナーズC)、トモジャクール(佐賀・カンナ賞)、ダンツブルース(佐賀・大観峰賞)といった地方競馬の重賞勝ち馬も多く送り出しています。

母系を見ますと、半姉メイショウジェイが芝で2勝を挙げていますが、その他の兄姉は地方のダートでの勝ち上がりが目立っています。おいにあたるメイショウミライはJRAのダート短距離で活躍中。現在は3勝クラスで上位争いを繰り返しており、オープン入りも遠くないでしょう。祖母Reverieの半兄には米G1ウッドメモリアルS3着で種牡馬となったTriple Buck、半姉には米G3ブシャーH勝ちのMy Girl Jeannieがおり、一族からはG2トルーノースH勝ちのAnewや、G2スワップスS勝ちのDreamy Kidなど、米国の重賞活躍馬が多く出ています。

本馬は2019年7月14日に中京芝1200mでデビューし、3番手追走から大きくバテずに粘って5着。3戦目以降はダートに舞台を替え、中距離も試しながら適性を見定めてきましたが、短距離に専念するようになってから徐々にレースぶりも安定。デビュー8戦目となる福島ダート1150m戦では勝ち馬から1秒差の5着と食い下がりました。前走の名古屋1400mの交流競走では9着と案外な結果に終わりましたが、実力を出し切った結果でないことは確かでしょう。安定して先行力を発揮できるのは大きな強みになりますし、脚元が丈夫でコンスタントに競馬を使っていけるのも魅力。キャリアを積みながら力を蓄え、素質を開花させてくれそうです。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ムロタホーストレーニング（滋賀県栗東市井上）に在厩しており、預託料は6,000円/日（税抜）です。
8月22日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：松本　和子