メイショウススキノ　Meisho Susukino　　牝　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父メイショウサムソンは皐月賞、日本ダービーのクラシック春二冠、翌年には天皇賞・春秋制覇の輝かしい実績を残しての種牡馬入り。初年度から中央OP馬や地方重賞勝ち馬を送り出すと、以降もルミナスウォリアー（函館記念）、フロンテアクイーン（中山牝馬S、府中牝馬S2着）、デンコウアンジュ（アルテミスS、福島牝馬S、愛知杯、ヴィクトリアマイル2着）、キンショーユキヒメ（福島牝馬S）、メイショウグロッケ（京都牝馬S3着）らが躍進。自身がサンデーサイレンスの血を待たないことからも重宝されておりＳＳ系との配合が多く、馬産地で根強い支持を集める実力派の一頭です。

一方、母系はモンテプリンス（天皇賞・春、宝塚記念）やモンテファスト（天皇賞・春）に代表されるマリアドロに遡るファミリー。曾祖母キタノファンタジー、祖母メイショウフクヒメともに重賞の舞台を経験している素質馬で、近親にはフラワーチャンプ（中山牝馬S3着）やキクノウィング（園田重賞・園田ジュニアC2着）、現役準OP馬アテンフラワーらが存在。おじメイショウエイコウは御陵Sなど中央5勝を誇るOP馬、おばメイショウツレヅレはデビューから5戦4勝と好発進を果たし、準OPでも好走して見せました。

本馬は2020年6月21日に阪神競馬場の3歳未勝利戦（ダート1200m）にてデビューしております。初戦は大きく出遅れて後方からの競馬となり、直線に入って追うものの伸びずにそのままレースを終えております。2走目は園田競馬場の交流競走に出走しましたが、前走同様の展開で順位を上げられずにゴールしています。3走目となる前走には初の芝レースを使って、スタートを決めて積極的に前に行こうとする競馬を見せましたが、3コーナーで中位から後退してしまい、そのまましんがり負けを喫しています。まだレースに慣れておらず能力を発揮しきれていない現状ですが、3歳未勝利戦の終了に伴って今回の出品となりました。
パッと目を引く好馬体の本馬ですが、普段からボーっとした性格のようで前進気勢に欠けるところがあります。これまでの3走の結果も能力と言うよりはメンタルの問題が強く出ている印象です。前向きさとやる気が備わって本来の能力を発揮できれば、これまでのレースとは全く違った走りを見せてくれることでしょう。まだまだ経験不足も否めませんので、レースを重ねることで心身共に変わり身を期すこととなりますが、何卒ご検討くださいますよう宜しくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※ライジングリハビリテーション（滋賀県栗東市東坂）に在厩しており、預託料は8,000円/日（税抜）です。
9月5日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：松本　好雄