メイショウフェイト　Meisho Fate　　牡　４歳　　※地方競馬　在籍

父メイショウサムソンは皐月賞、日本ダービーのクラシック春二冠、翌年には天皇賞・春秋制覇の輝かしい実績を残しての種牡馬入り。初年度から中央OP馬や地方重賞勝ち馬を送り出すと、以降もルミナスウォリアー（函館記念）、フロンテアクイーン（中山牝馬S、府中牝馬S2着）、デンコウアンジュ（アルテミスS、福島牝馬S、愛知杯、ヴィクトリアマイル2着）、キンショーユキヒメ（福島牝馬S）、メイショウグロッケ（京都牝馬S3着）らが躍進。自身がサンデーサイレンスの血を待たないことからも重宝されておりＳＳ系との配合が多く、馬産地で根強い支持を集める実力派の一頭です。

一方、母系はWithallprobability（米重賞3勝、ケンタッキーオークス2着）を産んだSulemeif（スワニーリヴァーH）を4代母に持ち、Gemologist（ウッドメモリアルS）やローブデコルテ（オークス）、Summer Colony（パーソナルエンサインH）といったG1馬たちもこのファミリー。近親には三冠牝馬スティルインラブを筆頭に、ビッグバイアモン（ラジオたんぱ賞）やアズマシャトル（小倉記念）、ピサノパテック（セントライト記念3着）など活躍馬が多数並んでおり、おじにあたるザタイキもデビュー2連勝、アーリントンCで2着と資質の高さを示しました。
また、メイショウサムソン×ネオユニヴァースの配合からは、中央3勝のオーロラポラリス、岩手・船橋14勝のアイアムヒラケゴマ、盛岡重賞3着のオテロをはじめ、複数の勝ち馬が出ています。

本馬は2019年1月20日に中山競馬場の3歳新馬戦（ダート1800m）にてデビューしております。初戦はスタートから他馬に揉まれて中団後方につける形になったものの、道中から果敢に進出を開始して3コーナーでは先頭集団まで迫っており、結果は8着でしたがしっかりと能力を示したレースとなりました。しかし、連闘で挑んだ2走目はやや精彩を欠いた走りで後方馬群に沈み、以降芝を3戦したものの結果が得られずに、同年10月に園田競馬へ移籍しております。園田移籍後は2戦程足踏みしたものの、すぐに入着を繰り返すようになり、現在まで2着5回、3着2回と惜しくも勝ち星にこそ恵まれておりませんが、安定した成績を挙げております。これからの時期にさらなる活躍が期待できる1頭です。
2着5回に加えて他のレースでもタイム差のない入着を果たしている本馬ですので、これから涼しくなって調子が上がれば、勝ち星を掴むこともそう難しくない状況と言えるでしょう。コンスタントに使われても使い減りせずに能力を発揮しているという点も本馬の強みです。兄弟馬には101戦を走り抜いた馬もおり、まだまだこれからの活躍が期待できる本馬ですので、何卒ご検討くださいますよう宜しくお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
現在はやや夏負けしてしまい調子を落としていますが、涼しくなってくれば状態は上がってくるでしょう。（園田競馬西脇・小牧毅調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※加西乗馬クラブ（兵庫県加西市中西町）に在厩しており、預託料は3,300円/日（税抜）です。
9月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：松本　好雄