ラヴィングフレーム　Loving Flame　　牝　５歳　　※地方競馬　在籍

父ヴィクトワールピサは皐月賞と有馬記念を制し、ドバイＷＣで歴史的勝利を収めた日本が世界に誇る名馬。種牡馬入り後は、初年度産駒のジュエラー（桜花賞、チューリップ賞2着、シンザン記念2着）以降、不思議とG1勝ちには恵まれていないものの、その間にもパールコードが秋華賞で2着、また、コウソクストレート（ファルコンS）やミッシングリンク（ＴＣＫ女王盃）、ウィクトーリア（フローラS）、ブレイキングドーン（ラジオNIKKEI賞）、スカーレットカラー（府中牝馬S）といった重賞ウイナーを送り続けており、ミヤジコクオウ（レパードS2着、ジャパンダートダービー5着）やレッドアネモス（クイーンS）など、好調が続く現役陣が巻き返しを力強くアピールしています。

一方、母系は名牝Highclereから成る優秀なファミリーで、曾祖母は言わずと知れたウインドインハーヘア（アラルポカル、英オークス2着）。近親にはディープインパクト（日本ダービー、ジャパンC、有馬記念などG1・7勝）を筆頭に、レイデオロ（日本ダービー、天皇賞・秋）やゴルトブリッツ（帝王賞）、Jeremy（サンダウンマイル、クイーンアンS2着）、ブラックタイド（スプリングS）、レディブロンド（スプリンターズS4着）など錚々たる面々が並んでおり、おじにダノンパッション（デイリー杯2歳S3着）、アインラクス（若駒S）、いとこにプラチナヴォイス（スプリングS3着、萩S）と活力に満ち溢れています。

本馬は2018年2月24日に中山競馬場の3歳新馬戦（芝2000m）にてデビューしております。体質の弱さから仕上げが若干遅れた本馬ですが、初戦では果敢にハナを奪うと最後の直線半ばまで粘って見せる内容で、しっかりと能力を示しております。2走目は出遅れから見所なくレースを終え、その後放牧に出た際にフレグモーネを発症してしまい、休養が長引いた影響もあって調整不足で未勝利戦を戦うものの勝ち星は上げられず、サラブレッドオークションに出品された後2018年8月に名古屋競馬に移籍しております。名古屋競馬では2勝2着8回3着8回の成績を挙げましたが2020年に入って成績が下がりだすと同年3月に高知競馬に移籍しております。しかしながら高知競馬の深い馬場が本馬には合わなかったようで思うように結果が出せず、同年8月に名古屋競馬に再移籍し、初戦で5着に入着して健在ぶりを示しました。その転厩があり9月4日に転厩後の初戦を予定しておりましたが悪天候のため中止となり現在に至ります。
高知競馬で成績が挙げられなかったことから、名古屋競馬のような砂質の軽い馬場が本馬には合うようです。調子を落としての高知移籍でしたが、再度名古屋に移籍した際に入着していることから、調子は戻っているようです。他場でも得意な馬場でならまだまだ活躍が見込めるでしょう。これまで53戦をこなしてまだまだ元気な本馬ですので何卒ご検討くださいますよう宜しくお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
砂質の軽い馬場でしたらまだ活躍が期待できると思います。（名古屋競馬・宇都英樹調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※名古屋競馬弥富トレーニングセンター・宇都英樹厩舎（愛知県弥富市駒野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
9月12日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：桜月ファーム