ブランブランブラン　Blanc Blanc Blanc　　牝　３歳　　※繁殖牝馬（空胎）

父ヴィクトワールピサは皐月賞と有馬記念を制し、ドバイＷＣで歴史的勝利を収めた日本が世界に誇る名馬。種牡馬入り後は、初年度産駒のジュエラー（桜花賞、チューリップ賞2着、シンザン記念2着）以降、不思議とG1勝ちには恵まれていないものの、その間にもパールコードが秋華賞で2着、また、コウソクストレート（ファルコンS）やミッシングリンク（ＴＣＫ女王盃）、ウィクトーリア（フローラS）、ブレイキングドーン（ラジオNIKKEI賞）、スカーレットカラー（府中牝馬S）といった重賞ウイナーを送り続けており、ミヤジコクオウ（レパードS2着、ジャパンダートダービー5着）やレッドアネモス（クイーンS）など、好調が続く現役陣が巻き返しを力強くアピールしています。

一方、母系は米G2勝ち馬Hawkin's Specialを産んだSun Loverを4代母に持ち、おばにGolden Balletゴールデンバレエ（サンタアニタオークスなど米G1・2勝）やGilded Gem（ラスフローレスS、サンタモニカS2着）、いとこにDrosselmeyerドロッセルマイヤー（ベルモントS、BCクラシック）といったビッグネームがズラリと並ぶ、活力に満ち溢れた北米血統。
祖母の父アンブライドルズソングは種牡馬としてＢＣクラシック、ドバイＷＣなどを制したアロゲートなどを輩出した2017年北米リーディングサイヤー。近年はブルードメアサイアーとしても活躍が目覚ましく国内では本年の２冠馬コントレイル、最優秀２歳牡馬ダノンプラチナ、大阪杯勝馬スワーヴリチャード、菊花賞馬トーホウジャッカルなど多彩な活躍馬を送り出し、日本競馬との相性は抜群です。

本馬の半兄クリーンエコロジーはデビューから確かなスピードを武器にＪＲＡ芝の新馬勝ち、アクアマリンSなどを含む5勝を挙げた後、公営北海道（門別）へ移籍後は、ダートでもその才能を発揮。パワフルな先行力で常に重賞戦線で活躍を続け、Ｈ2道営スプリント、Ｈ3エトワール賞という門別のスプリント重賞を2勝する活躍を見せました。種牡馬としても今夏デビューを迎えた初年度産駒たちが早くも中央・地方で勝利を収めています。

本馬は2017年のセレクトセール当歳セッションにおいて、2,052万円にて落札されております。また、良質な血脈はもちろんのこと、次代のトレンドとなってくるサンデーサイレンスの３×４クロスに対応可能な血統背景も大きな魅力のひとつです。


※2020年7月12日のレース後に右前肢に浅屈腱炎を発症しています。　

※さく癖があります。

※千代田牧場・千葉（千葉県山武郡芝山町岩山）に在厩しており、預託料は8,000円/日（税抜）です。
9月19日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：千代田牧場