ブランオラージュ　Blanc Orage　　セン　６歳　　※中央競馬　登録抹消

父スウェプトオーヴァーボードは米国で走り、デビュー3戦目にG3サンミゲルSを勝って重賞初制覇。4歳時にエインシェントタイトルHをレコード勝ちしてG1初制覇を飾り、5歳時にはメトロポリタンHをレコード勝ちして2つめのビッグタイトルを獲得。スピードを武器に短距離戦線で活躍しました。エンドスウィープの後継種牡馬として大きな期待を集め、日本で種牡馬入りすると、初年度産駒のマイネルサニベルがききょうSに優勝。新馬勝ちしたアーバンストリートは古馬になって力をつけ、5歳時にシルクロードSで重賞初制覇を飾りました。2年目以降も順調に活躍馬を輩出し、スプリンターズSを連覇したレッドファルクスや、東京大賞典2勝、帝王賞勝ちのオメガパフュームといった代表産駒にも恵まれています。また、ステイヤーズSを勝ったリッジマンのような長距離での活躍馬や、米国で走り芝9ハロンのG2ジェファーソンCに優勝したフロレンティノといった異色の活躍馬も輩出。東京ダービー馬ドリームスカイを筆頭に地方の重賞勝ち馬も多く輩出しており、産駒の活躍は非常に多岐にわたっています。

母系を見ますと、全妹のピリリは名古屋、南関東で計6勝。母ハルダルは未勝利でしたが、伯父に6勝を挙げてマーチS2着のサミーミラクルや5勝を挙げたホシスコープなどの活躍馬がいます。祖母ルシールシーダーは、ニュージーランドTを勝ったヴァイスシーダーの半妹で、自身も5勝。3代母のパワーシーダーは中京記念などに優勝しました。さらに溯ると、4代母フジノサンコーの半弟には中山記念、ダイヤモンドSを勝ったヒカルジンデンがおり、古くから日本競馬に活躍馬を送り出してきた由緒あるファミリーです。

本馬は2016年6月18日に函館芝1000mの新馬戦でデビューし、ラスト3ハロン33秒4の鋭い末脚をマークして4着。2戦目も最速の上がりをマークしながら5着に終わると、3戦目は条件を変えて札幌ダート1000m戦に出走。すると、好位から力強く押し切って待望の初勝利を挙げました。その後は右橈骨手根骨の亀裂骨折がり、9カ月も見舞金を受けて1年近い長期休養。復帰2戦目に1勝クラスを快勝して2勝目しました。昇級後も何度か骨折で見舞金を受けていますが、ムラがあった成績が徐々に安定し、今年9月13日の中山ダート1200m戦で待望の3勝目を挙げています。ただ、その後に右橈骨遠位端および中間手根骨の骨折が判明しており、6カ月の見舞金を受けました。なお、今回は骨片除去手術を行っていません。3勝目を挙げて、これからというときだったので残念ですが、今回のオークション出品となりました。息の長い活躍が望める血統ですし、骨折が完治し、復帰すれば期待通りの走りを見せてくれるでしょう。
現状渡しのノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※2020年9月13日に右前橈骨遠位端および中間手根骨の骨折を発症。事故見舞金9号（競走中の事故により事故発生の日から6ヵ月以上出走できなくなった場合）の適用を受けています。

※2019年12月8日（5歳時）に右前橈骨遠位端に骨折を発症。事故見舞金9号（競走中の事故により事故発生の日から6ヵ月以上出走できなくなった場合）を受給しています。

※2019年3月27日（5歳時）に左前橈骨遠位端に骨折を発症。事故見舞金10号（調教中又は輸送中の事故により事故発生の日から6ヵ月以上中央競馬の競走に出走できなくなった場合）を受給しています。

※2017年12月16日（3歳時）に右前橈側手根骨に骨折を発症。事故見舞金9号（競走中の事故により事故発生の日から6ヵ月以上出走できなくなった場合）を受給しています。

※2016年8月6日（2歳時）に右前橈側手根骨に亀裂骨折を発症。事故見舞金7号（競走中の事故により事故発生の日から9ヵ月以上出走できなくなった場合）を受給しています。

※2019年4月8日（5歳時）に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※松風馬事センター（茨城県稲敷郡美浦村受領）に在厩しており、預託料は6,000円/日（税抜）です。
9月26日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ディアレストクラブ(株)