モンセラーテ　Monserrate　　牡　２歳　　※中央競馬　登録抹消

父ダノンシャークは明け5歳時の京都金杯で重賞競走での惜敗続きに終止符を打つと、三度目の挑戦となった6歳秋のマイルCSにおいて悲願のG1制覇を達成。マイル重賞3勝、通算7勝を挙げての種牡馬入りとなりました。2017年の1年目から毎年コンスタントに40頭前後の種付けをこなしており、今夏よりファーストクロップが順次デビューを開始。7月の門別でシャークスポットが待望の産駒初白星を挙げると、今月に入ってポストモダンが佐賀で楽々の2連勝。タイキドミニオンをはじめとして中央での初勝利の便りもすぐそこにまで迫っています。

一方、母系はレコード勝ちとなった福島ＲＣ70周年記念オープンなど中央7勝を挙げ、重賞でも掲示板入りしたダイナボンダーを曾祖母に持ち、天皇賞・春を制して種牡馬入りしたニチドウタローや、浦和重賞・しらさぎ賞など南関東で7勝したノムラテンカムテキらもこのファミリーの出身。祖母シンハルカジョウは中央で2勝を挙げてステイヤーズSに挑戦、母ロスカティオスは笠松・南関東で合計7勝。おばのワンモアベットは岩手3勝を挙げている現役馬です。

本馬は今年6月の阪神芝1600mでデビュー。直前の稽古では上々の動きを示していましたが、見処もなく11頭立ての10着でゴール。2戦目からはダートへ矛先を向け、スタートこそ安目を売ったものの芝よりは断然行きっぷりが良く大外を回して脚を見せます。先週は中団から積極的に前を捉えに行きましたが、直線はバタッと止まってしまい勝ち馬から大きく離されての入線。このタイミングを機にサラブレッドオークションへ出品する運びとなりました。距離の壁はありそうですが、わずか3戦のキャリアを考慮するとまだ伸びシロがあるはず。母系はティンバーカントリーの血が流れていますし、これまでのレースぶりを見ても地方の砂質は合っていると思います。新天地への移籍をキッカケに勝ち星を積み重ねて欲しいと切に願っています。
管理していた池添兼雄調教師は、「前走は明らかに距離が長かった印象を受けますが、1,400mで見処があったようにキャリアを積んでいけば変わり身が期待できそうです。ややDDSP（軟口蓋背方変位）の兆候が見受けられますが、適距離であればパフォーマンスに然程影響はないでしょう。」と話しています。
尚、ノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※南関東4競馬場への転入はできません。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は7,000円/日（税抜）です。
10月3日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有)高橋ファーム