ルグランパントル　Le Grand Peintre　　セン　８歳　　※中央競馬　登録抹消

父マツリダゴッホは4歳時に名牝ダイワスカーレットを差し切り有馬記念を制覇。“サンデーサイレンス最後の大物”として重賞6勝を含む10勝を挙げての種牡馬入りとなりました。初年度産駒からウインマーレライが重賞勝ちを収めると、以降もロードクエスト（スワンSなど重賞3勝）やマイネルハニー（チャレンジC）、クールホタルビ（ファンタジーS）、アルマワイオリ（朝日杯フューチュリティS2着）、エントリーチケット（タンザナイトS）など次々にOP馬を送り出しており、今夏は2歳戦でリンゴアメ（函館2歳S）やウインアグライア（コスモス賞）が活躍。改めてその能力の高さをアピールしています。

一方、母系はジェヌインダイアモンドから日本で枝葉を広げる優秀なファミリーで、近親にはタスカータソルテ（札幌記念、京都新聞杯、中京記念）やジェミードレス（府中牝馬S2着）、ネオヴァンドーム（きさらぎ賞）、コティリオン（NHKマイルC2着）、テイラーバートン（クイーンC3着、フェアリーS3着）、ロードリベラル（ラジオNIKKEI賞3着）などの活躍馬がズラリ。母の全兄レッツリヴラージは河口湖特別など中央5勝、おじヤマトサクセスは道新スポーツ杯など中央4勝を挙げており、出品本馬のみならず、全妹ツヅク（彦星賞など中央2勝）など、きょうだい馬の堅実な戦績も光ります。

本馬は2歳7月にJRAで早期デビュー。4戦目の中京・芝1600mでは2番手追走から直線で抜け出し、見事に初勝利を挙げます。昇級後はなかなか勝ち星に恵まれませんでしたが、2着1回、3着1回の成績を残して迎えた3歳12月の中京・豊川特別（500万下・芝1600m）。積極的に先手を奪うと直線でも懸命の逃げ込みを図り、追い込んできた2着馬をアタマ差制して2勝目を挙げます。昇級後の次戦では2着とすぐに目処を立て、降級した4歳7月の福島・栗子特別（500万下・芝1800m）では確勝を果たします。その後の1000万下（現2勝クラス）では安定した成績を残し、6戦して2着1回、3着3回、4着1回となった後の、5歳1月の中山・東雲賞(1000万下)では中団追走からメンバー中最速の上がりの脚を繰り出して快勝。4勝目を挙げます。1600万下（3勝クラス）では4着1回、5着1回の成績を残したものの、思ったほどの結果を出せなかったことから、6歳10月に障害競走に転向を果たすと、3戦目、4戦目と勝ち馬から0.1～0.2秒差の2着となり、勝ち上がりまであと一歩というところまできていました
ダートは2歳時に1戦したのみですが、兄妹が地方のダートで勝利を挙げていることを考えれば、本馬も相手関係が少しでも楽になれば、まだまだやれるだけの力の持ち主。新天地でもうひと花咲かせることを期待しています。
張る面だったり喉だったりの課題はあるので、レースでは馬具等で工夫を施しています。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※2020年10月27日に内視鏡検査を受け、グレード1の喉頭片麻痺であることが判明しています。

※2015年12月20日（3歳時）に左前脚の蹄骨外側部分にごく軽い骨折を発症。事故見舞金11号（競走中の事故により事故発生の日から3ヵ月以上中央競馬の競走に出走できなくなった場合）を受給しています。

※2015年6月22日（3歳時）に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は7,800円/日（税抜）です。
10月31日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株)ノルマンディーサラブレッドレーシング