サンラディウス　Sun Radius　　牡　３歳　　※ホッカイドウ競馬　在籍

父カジノドライヴはデビュー戦で衝撃の大差勝ちを見せ、2戦目に米重賞ピーターパンSを圧勝すると、4歳時のフェブラリーSではクビ差の2着。ワールドクラスの良血馬として世界最高峰の舞台にも挑戦し続けました。種牡馬入り1年目には200頭にも及ぶ種付けをこなし、2015年ファーストシーズンチャンピオンサイアーの栄誉を獲得。中央ではみやこSで重賞制覇を果たしたヴェンジェンス（東海S2着、平安S2着）や交流重賞2着2回のノーブルサターン、地方ではカジノフォンテン（船橋重賞・京成盃グランドマイラーズ）やラプラス（大井重賞・ハイセイコー記念）、テーオーブルベリー（笠松・園田重賞2勝）など、やはりダートでの強さが光ります。

一方、母系はインターフラッグ（ステイヤーズS）やマルカコマチ（京都牝馬特別）らと同じ、ハニードリーマーの血を継ぐファミリー。おじにユートピア（南部杯連覇などG1・4勝、ゴドルフィンマイル）やアロハドリーム（函館記念、中京記念）、おばにメイプルシロップ（ローズS2着）、いとこにソムニア（函館2歳S3着）、近親にタイセイビジョン（京王杯2歳S、アーリントンC、朝日フューチュリティS2着）やアガラス（東スポ杯2歳S2着）など重賞での活躍馬が目白押しとなっており、半兄マシュリク（卯月S、関屋記念5着）を筆頭に、出品本馬を含む出走したきょうだい11頭のうち9頭が勝ち上がる好成績を収めています。

本馬は2019年11月30日に阪神競馬場の2歳新馬戦（ダート1800m）にてデビューしております。初戦では3番人気に支持されておりましたが、道中好位でレースを進めるものの直線で思うように進出できずに5着で終えております。中央では初戦の5着が最高位で、好位につけてレースが進められる強みはあったものの、勝味の薄いレースが続いていたために2020年6月に門別競馬へ移籍しております。移籍初戦は1番人気に支持され、レースも本馬の先行力を活かした走りを見せたものの直線で勝ち馬に躱されて2着となり、次走・次々走も同じ展開のレースで中々勝ち星に恵まれませんでしたが、移籍後7走目にようやく勝ち星を挙げております。門別では10戦して1勝2着3回入着2回の成績を挙げており、人気に上げられることが多い好馬体もあって、まだまだ活躍が期待できる一頭です。
能力的にはいつ勝ってもおかしくないだけのものを持っている本馬ですが、レースや調教でソラを使ったり引っかかったりすることが多い、乗り役泣かせな面を持ち合わせています。最近は引っかかることが多く、初勝ち星以降は思うようなレースができておりません。しかしながら経験と共にこれらが解消する可能性も十分にあり、その際には本来備えた能力でさらなる活躍を見せてくれることでしょう。何卒ご検討くださいますよう宜しくお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
少し気ムラな面がありますが、レースを使っていけば変わってくると思います。（ホッカイドウ競馬・小野望調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※門別競馬場・小野望厩舎（北海道沙流郡日高町富川駒丘）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
11月14日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：久保　潤