ヨッシャー　Yossha　　牡　２歳　　※中央競馬　登録抹消

父アドマイヤムーンは4歳時にドバイデューティフリーで悲願のG1制覇を果たすと、宝塚記念、ジャパンカップを制して国内外のG1を3勝。同年の年度代表馬に輝きました。また、種牡馬としての資質も高く、初年度からハクサンムーン（セントウルSなど重賞3勝、スプリンターズS2着、高松宮記念2着）やレオアクティブ（京王杯2歳S、京成杯オータムH、朝日杯フューチュリティS3着）ら4頭の重賞ウイナーが誕生し、以降もOP馬を続々と輩出。2017年にはセイウンコウセイ（高松宮記念）が、2018年にはファインニードル（高松宮記念、スプリンターズS）がスプリントG1を制するなど、エンドスウィープの後継者としての役割を全うしています。

一方、母系は京都4歳特別の勝ち馬タニノモスボローを産んだアベイブリッジを4代母に持ち、近親にはカツラギエース（ジャパンC、宝塚記念）やロードブレス（日本テレビ盃、BSN賞）、ダンツプリンセス（スイートピーS2着）、メイショウエグル（伏竜S）らが存在。祖母は重賞勝ち馬ラビットボール（中山牝馬S、京都牝馬特別2着）、おじに中央OP馬スペシャルハートや地方重賞3勝のセトノヒット、いとこに中京記念3着のアンノルーチェなど多彩な顔ぶれとなっており、兵庫移籍後11戦8勝、2着3回のワシヅカミを筆頭に兄姉6頭すべてが勝利を収めている点も見逃せません。

本馬は2020年10月24日に京都競馬場の2歳新馬戦（芝1200m）にてデビューしております。デビュー戦ではまずまずのスタートから中団で折り合ってよどみのないレース運びを見せたものの、4コーナーからダッシュがつかずに後方馬群に飲まれる形で位置を下げ、そのままレースを終えました。次戦はダート1400mの未勝利戦を選択し、調教で本馬なりに良化を見せての出走でしたが、後方でレースを進めて3コーナーから進出を開始しようとしたものの最後の直線では他馬の追い脚に追いすがることができずしんがり負けを喫しております。
まだ2戦とキャリアの少ない2歳馬なのでトモの甘いところがあり、本格化するのはまだ先になるであろう本馬ですが、レース中の折り合いや追い出しのタイミングなど見るべき点も十分にあります。兄弟馬には地方で実績を残している馬もおり、その血統背景から今後の成長には期待が持てるでしょう。一度使ったこともあるかもしれませんが、2戦目のダートでの走りの方が良い感じがします。まだまだこれから調教やレースを経験して強くなっていく本馬ですので、何卒ご検討くださいますよう宜しくお願いいたします。


※JRAでの最終出走において「タイムオーバーによる出走制限（2020年12月14日まで平地競走に出走できない）」を受けています。
　　　2020年11月14日（土）　5回東京3日　5R　2歳未勝利　　ダ1400m（良）
　　　結果12着　　タイム1:30.8（1着馬からのタイム差4.9秒、5着馬からのタイム差3.0秒）
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※2019年8月（1歳時）に、臍ヘルニアによる疝痛で、三石の診療センターで開腹手術を施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※阿見TC内岩城ステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は8,000円/日（税抜）です。
11月21日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株)サンデーヒルズ