ヴィーヴォ　Vivo　　牡　３歳　　※地方競馬　在籍

父キングヘイローは80年代の欧州最強馬ダンシングブレーヴ×ケンタッキーオークスなど米G1を7勝した名牝グッバイヘイローから成るワールドクラスの超良血馬。G1勝ちはスプリント戦の高松宮記念だけですが、菊花賞や有馬記念でも善戦したように、種牡馬入り後も最優秀3歳牝馬カワカミプリンセス（オークス、秋華賞）や最優秀短距離馬ローレルゲレイロ（スプリンターズS、高松宮記念）、NAR年度代表馬キタサンミカヅキ（東京盃連覇、JBCスプリント3着）をはじめ、クリールカイザー（ＡＪＣＣ、アルゼンチン共和国杯2着）やメーデイア（JBCレディスクラシックなど交流重賞6勝）など、各カテゴリーにおいて数多くの重賞勝ち馬を輩出。昨春、惜しまれつつこの世を去りました。

一方、母系はトシザブイ（目黒記念連覇、ダイヤモンドS3着2回）やインターシュプール（新潟記念、北九州記念3着）、トシヴォイス（クラスターC）らと同じ、トリーソングに遡るファミリー。近親には最優秀2歳牡馬に選出されたマイネルマックス（朝日杯3歳S、マイラーズCなど重賞4勝）を筆頭に、ダンディリーフ（南関東重賞・黒潮盃2着、ニューイヤーC2着）やアサティスジョオー（東京2歳優駿牝馬）などダートでの活躍馬も名を連ねており、おじのスモールキングは中央で新馬勝ちを含む3勝、準OPでも3着と好走。全妹アプリは今月の金沢競馬において地方転籍後の初勝利を挙げています。

本馬は2019年10月27日に京都競馬場の2歳新馬戦（芝2000m）にてデビューしております。デビュー戦では中位につけて前をうかがう競馬を見せましたが、ペースがあがると他馬についていけずに下がっていき、良いところが見せられずにレースを終えています。2走目も同じく芝2000mの未勝利戦でしたが、初戦同様の経緯で後方のままゴールしており、3走目にダートへ転換して前進を期しましたが、芝よりも前につけてレースを進められたものの、直線で伸びきれず馬群に沈んでおります。中央では難しいとの判断で2020年1月に笠松に移籍すると移籍初戦から2着に入っており、さらに佐賀へ移籍して3戦2勝2着1回の成績を挙げて再び名古屋競馬へ移籍し、つい先日となる2020年11月19日には笠松競馬場での初勝利を挙げております。
少し硬めの馬体をしており右前脚に骨瘤がある（添付の画像をご確認ください）本馬ですが、その馬体でも地方移籍後は11戦して3勝2着4回と安定して結果を出しており、南関東に転入可能な状況です。頭数整理での出品と言うことで馬自身には特に問題ありません。前途が開けてこれからの走りに期待が持てる本馬ですので、何卒ご検討くださいますよう宜しくお願いいたします。
現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
馬込みだと引っかかるところがありますが、外を回ったりハナを切るなど自分の形で競馬できれば結果を出せる強みがあります。（名古屋競馬・今津博之調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※名古屋競馬弥富トレーニングセンター・今津博之厩舎（愛知県弥富市駒野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
11月28日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：林　由真