ワガママボディ　Wagamama Body　　牝　４歳　　※地方競馬　在籍

父サウスヴィグラスはダート短距離で無類の強さを誇った一流馬です。重賞初制覇は6歳時の根岸Sと遅かったのですが、そこからの成績が圧巻。フェブラリーS6着のあと、各地の交流重賞を4連勝。翌年には根岸S連覇を果たし、北海道スプリントCも勝って6連勝とすると、東京盃で2着に敗れて連勝は止まりましたが、続くJBCスプリントでG1初制覇を果たします。この一戦を最後に引退、種牡馬入りしました。産駒は初年度からダートで活躍し、特に地方競馬でファーストシーズンリーディングサイアーになるなど、一流馬を多く輩出。交流重賞4勝を挙げ、2012年にNAR年度代表馬に選出されたラブミーチャンを筆頭に、ナムラタイタン(武蔵野Sなど)、コーリンベリー(JBCスプリントなど)、タイニーダンサー(関東オークスなど)、ヒガシウィルウィン(ジャパンダートダービー、東京ダービーなど)、アークヴィグラス(東京優駿2歳牝馬など)といった一流馬を輩出。地方の重賞勝ち馬は50頭を超え、過去に5度NARのリーディングサイアーに輝いています。

母系を見ますと、母ラッシュウインドはJRAで新馬勝ち。半兄ストーミーワンダーは笠松、金沢、園田で18勝を挙げ、重賞の白銀争覇、金沢スプリントC、くろゆり賞などに優勝しています。3代母Spectacular Jokeはフランスの重賞勝ち馬で、その子供のAmonitaは仏G1マルセルブサック賞勝ち馬。その他にも、欧州、米国で多数の重賞、リステッドレース好走馬が出ているファミリーとなります。

本馬は2018年12月25日に大井ダート1200mの新馬戦でデビュー。断然1番人気の支持を集めながら8着に敗れましたが、2戦目は同舞台を4馬身差で逃げ切って早々と初勝利を挙げました。その後も1200m戦を中心に安定した走りを続けていましたが、昨年9月に左前第三中手骨の剥離骨折を発症し、9ヵ月超の休養を余儀なくされました。
その骨折の影響はなく（添付の画像をご確認ください）、復帰戦となった今年6月のC1五、六組戦を7番人気ながら鮮やかに逃げ切って通算2勝目。その後もコンスタントに競馬を消化して11月には3勝目を挙げており、このときは1400mの距離を克服し、控える競馬で結果を出したことでも価値のある勝利でした。前走も6着ながら5着馬とはハナ差の接戦。まだまだやれそうな雰囲気を漂わせています。今後も十分な活躍が期待できる即戦力候補と思われます。
現状渡しのノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
現在、左前脚に骨瘤が見られます。少し怖がりな面があり、ゲートでは尾持ちをしています。尚、本馬は大井競馬退厩手当を受給する関係で、引き続きの大井競馬在籍はできません。（大井競馬・宗形竹見調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です（大井競馬以外の川崎・船橋・浦和の3場）。

※ノースショアリハビリランチ（千葉県香取市本矢作）に在厩しており、預託料は4,000円/日（税抜）です。
12月19日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(有)槇本牧場