ジョイフル　Joyful　　牡　７歳　　※中央競馬　登録抹消

7歳牡馬、ジョイフルです。父は、2010年の英ダービー馬ワークフォース、同年の日本ダービー馬エイシンフラッシュを送り出したキングズベスト。母は、Street Cry産駒のJRA入着馬（1戦3着1回）ティアーオブジョイです。そして、リステッド勝ち馬にして英オークス (G1) 3着の実績を誇る祖母のレリッシュザソートは、母としても、ハネムーンH (G2) 優勝、アメリカンオークス (G1) 2着のMy Gi Giや、JRA5勝のステークスホース、カラビナを送り出しています。
ジョイフルは2歳の7月30日、新潟競馬場、芝1400mの新馬戦でデビュー。ここで10着と敗退すると、その後しばらくはダート路線を歩むこととなります。そして迎えた2戦目、10月22日の東京・ダート1400mで陣営の思惑どおり3着と好走すると、次走11月5日の東京・ダート1300mではメンバー中、最速タイの上りを披露。2着に3馬身差をつけ、早くも2歳勝ち馬となりました。その後は12月24日の冬桜賞（中山・ダート1200m）に出走するも14着とし、2歳シーズンを終えます。
3歳となった本馬の始動初戦は2月4日の東京・ダート1400m戦。ここで12着と凡走すると、続く2戦も二桁着順と大敗。そこで陣営は再度、矛先を芝に向けます。選ばれたのは7月29日の札幌・芝1500m戦、羊ヶ丘特別。ここを6着としきっかけを掴むと、芝での8着、ダートでの4着を挟み、10月29日の新潟・芝1200m戦で3着と好走。そして、次走11月19日の福島・芝1200m戦を1番人気に応え快勝し2勝目を挙げると、これ以降、芝路線で活躍することとなります。それを暗示するかのように、昇級初戦となった12月10日の中山・芝1200m戦ではメンバー中3番手タイの上がりを駆使し5着に食い込み、2勝クラス（1000万下）でも通用する実力を披露。3歳シーズンを明るい兆しとともに終えます。
4歳となったジョイフルは芝1200mから1400mの路線でその実力を開花させ、抜群の成績を残します。初戦となった1月27日の中京・芝1200m戦、中京スポーツ杯で4着。そして、次走の8着、降級してのマカオジョッキークラブトロフィー3着を挟み、8月5日の小倉・芝1200m戦、筑紫特別を1番人気に応え快勝。自身初の特別勝ちを挙げ、2勝クラス（1000万下）への復帰を遂げました。すると、12月15日の阪神・芝1400m戦では早くも2勝クラス（1000万下）を卒業。準オープン入りを果たし、4歳シーズンを終えました。
5歳初戦に選ばれたのは、1月20日の京都・芝1400m戦、石清水ステークス。2番人気で出走したここを3着とし、早くもこのクラスでの目途を立てました。その後の2戦は8着、11着と凡走するも、5月25日の京都・芝1400m戦、朱雀ステークスを5着とし復調の兆しを見せると、7月6日の豊明ステークス（中京・芝1400m）では勝ち馬から0.2秒差の2着に好走。そして次走、8月10日の新潟日報賞（新潟・芝1400m）をアタマ差で制し、遂にオープン馬の仲間入りを果たします。すると、オープン入り初戦となった10月14日の京都・芝1200m戦、オパールS (L) では10番人気の低評価を覆す走りで勝ち馬から0.4差の5着と好走。続く11月10日の東京・芝1400m戦、オーロC (L) でも6番人気をあざ笑うかのように3着とし、ステークスホースの勲章を獲得。さらに、12月14日の阪神・芝1200m戦、タンザナイトS (Op) をメンバー中最速の上がりで勝利し、一気にオープン勝ち馬へと駆け上ります。
5回の重賞挑戦を含む6歳になってからの7戦では、相手強化も相まって、シルクロードS (G3) での7着が最高着順となったジョイフルですが、ダートでの勝ち鞍を有することを鑑み、この度の上場という判断に至りました。新たなご縁を頂戴し、新天地で活躍する姿を見せて欲しいと願っております。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は7,000円/日（税抜）です。
1月9日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)