セヴンレイヴンズ　Seven Ravens　　牡　４歳　　※地方競馬　在籍

セヴンレイヴンズをご紹介します。
本馬の父Raven's Passは現役時代G1レース2勝、英・米を股にかけて活躍し、欧州調教馬ながらBCクラシック (G1) を制覇する快挙を成し遂げました。日本でも産駒のタワーオブロンドンがスプリンターズS (G1) に勝利するなどの活躍を見せています。本馬の母Brown Beeは愛1勝、叔父のFerneleyはデルマーマイルH (G2) など重賞2勝、ウッドバインマイルS (G1) 2着の実績の持ち主です。
近親には2013年の愛1000ギニー (G1) 、2014年のEPテイラーS (G1) などに勝利したJust The Judgeが名を連ねています。
本馬はデビューに向けトレセンに入厩し、調教を重ねておりましたが2歳の8月後半に右後脚中足骨を骨折したため、螺子固定手術を受け治療に専念することとなりました。
3歳の3月までを治療に費やし、乗り運動を再開したセヴンレイヴンズは3歳の9月、新潟競馬場・芝1400mでデビューしました。このレースではまだ十分に馬の状態が整っていない中でのデビュー戦となり、残念ながら18着と大敗を喫してしまいました。デビュー戦をもってJRAでの未勝利の期限を迎えたセヴンレイヴンズは園田競馬場に転厩することとなりました。その転厩初戦は12月24日、ダート1400m。大外枠からスタートを切り中団後方でレースを運びましたが、勝負所で息切れしてしまい勝ち馬から2.6差の9着となりました。このレースで3歳シーズンを終えた本馬は、4歳となった1月7日に同条件のダート1400m戦に出走しました。叩き2戦目で状態も上向き、最内枠からスタートを切ったセヴンレイヴンズ、スタート後の位置取りは8番手と後方からの競馬となったものの、勝負所の4コーナー入口付近からスパートすると直線入口では大外から末脚をしっかり伸ばし勝ち馬から0.7差の4着と善戦しました。この時点でキャリアはわずか3戦、転厩初戦よりも確実にタイムを詰めており、地方競馬においては今後の活躍に期待が持てるセヴンレイヴンズでしたが、早期のJRA再転入には至らなかったため、この度、オークションに上場する運びとなりました。


※2019年8月20日に美浦トレーニングセンターでの坂路調教中に右後肢中足骨骨折を発症。事故見舞金8号（調教中又は輸送中の事故により事故発生の日から9ヵ月以上中央競馬の競走に出走できなくなった場合）を受給しています。
同月に美浦トレーニングセンター内の診療所で螺子固定手術を施され、その後11月22日に螺子を抜去しています。翌年3月まで乗り運動を休んだのちに徐々に立ち上げ、レース復帰は2020年9月5日でした。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※大浦競走馬トレーニングセンター（兵庫県明石市大久保町大窪）に在厩しており、預託料は3,200円/日（税抜）です。
1月23日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)