エイシンサルート　A Shin Salute　　牝　４歳　　※地方競馬　在籍

父エイシンフラッシュは第77代の日本ダービー馬。5歳時にフェノーメノやルーラーシップを抑えて天皇賞・秋を制しG1を2勝。Kingmambo系種牡馬として初年度からコスモイグナーツがOP勝ちを果たすと、エイムアンドエンドが共同通信杯で3着。地方ではライトストーリーが佐賀の重賞を制しました。また、明け4歳世代からは万両賞をレコードタイムで逃げ切り、橘Sを快勝したカリオストロ（フィリーズレビュー4着）や年頭の中山金杯で僅差2着のココロノトウダイ（フルーツラインC、共同通信杯5着）、笠松の重賞勝ち馬ガミラスジャクソン（ゴールドジュニア）、明け3歳からは熊本産の星ルクシオン（福島2歳S、小倉2歳S4着）などニューフェイスの台頭も心強く、中には晩成傾向も見受けられますので、今後も更に実績を積み上げ、真価を発揮してくれるものと思われます。

一方、母系は豪・伊重賞勝ち馬Alquozを産んだI Understandを5代母に、豪重賞2勝馬Seeker's Goldを4代母に、エイコーンS3着馬Triple Strikeを曾祖母に持ち、Snowtown（フィリーズマイル3着）やKaatoon（サートリストラム牝馬クラシック）らもこのファミリーの出身。近親に米重賞勝ち馬Swing and Miss、おじに上がり最速タイムで熊野特別を快勝したエーシンデューク、おばに中央在籍時3勝、その後は園田を中心に地方重賞で善戦を続けたエイシンミノアカ、半弟に門別6戦3勝、盛岡重賞・ジュニアグランプリで2着したエイシンビッグボスと活力に満ち溢れています。

本馬は2020年3月31日に園田競馬場の3歳C2二（ダート1400m）にてデビューしております。初戦から果敢にハナを奪ってレースを進めたものの道中で勝ち馬にかわされて、それでも2着に粘り込むレースを見せてくれました。取り消しを挟んだ2走目はスタートからテンのスピードで先頭を奪ってそのまま逃げ切り勝ちを収めており、しっかりと能力を示しておりました。その後はC3クラスでさらに勝利を挙げ、昇級後のC2クラスでも前走で3着に入着しており、しっかりと現クラスで通用するところを見せています。テンのスピードで押し切るレースだけでなく最後に脚を使うレース展開でも善戦しており、走りに幅が出てきて今後も期待が持てる1頭となっております。
500kg前後の雄大な馬体ながら豊かなスピードを有しており、さらに展開次第で前でも後でも競馬ができるようになりつつある本馬ですので、現クラスだけでなく上のクラスでも通用する可能性はあります。やや成績にはムラがあるものの、しっかりと能力を発揮できれば上位に来るだけの力があり、遅めのデビューだったので馬もまだまだフレッシュな状態です。これからの成長も見込める本馬ですので何卒ご検討くださいますようよろしくお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
現在はパドック放牧で調整中です。休養の効果で、左前肢を含めた脚部不安はありません。（両ヶ池牧場担当者）


※2020年4月15日の競走（園田・3歳C2二）にて馬体故障のため、出走取消となっています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※両ヶ池牧場（三重県いなべ市大安町石榑東）に在厩しており、預託料は5,000円/日（税抜）です。
1月23日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：大黒　富美子