セイコチャン　Seikochan　　牝　６歳　　※地方競馬　在籍

父シニスターミニスターはブルーグラスSを12馬身以上の差をつけて圧勝。引退後は種牡馬として日本に輸入され、ヤマニンアンプリメ（JBCレディスクラシックなど交流重賞3勝）やインカンテーション（武蔵野Sなどダート重賞6勝、フェブラリーS2着）、キングズガード（プロキオンS、南部杯3着）、マイネルバサラ（浦和記念）、ゴールドクイーン（かきつばた記念、JBCレディスクラシック2着）といった中央での活躍馬を筆頭に、地方でもコーラルツッキー（エーデルワイス賞）やワークアンドラブ（大井・マイルグランプリ、サンタアニタT）、フラットライナーズ（船橋記念、習志野きらっとスプリント）、ナリタミニスター（地方重賞3勝、兵庫ゴールドT4着）など27頭にのぼる重賞勝ち馬を輩出。2019、20年とNARサイアーランキングの4位に堂々ランクインしています。

一方、母系は中山牝馬Sの勝ち馬シャダイコスモスを産んだシャダイプリマを4代母に持ち、ダイナコスモス（皐月賞）やクラフトワーク（AJCCなど重賞3勝）らもこの一族。近親にはシャドウゲイト（シンガポール国際C、中山金杯、中京記念）やカッティングエッジ（クイーンC、テレビ東京賞3歳牝馬S）、ディヴァインライト（高松宮記念2着、スプリンターズS4着）、アグネスワルツ（フローラS2着、オークス3着）、NAR最優秀短距離馬サトノタイガー（南関東重賞2勝、JBCスプリント2着）をはじめとした活躍馬がズラリと並んでおり、おじマイネルマトゥーロは金沢転籍後に7勝を挙げています。
また、シニスターミニスター×キングカメハメハの配合からは、中央OPで活躍中のアシャカトブ（アハルテケS、上総S）や、先日の名古屋で4勝目を挙げたフセノピュアなど、複数の勝ち馬が出ています。

本馬は2歳6月の門別ダート1000mでデビュー。押して好位に取り付き道中はロスなく立ち回って4着でゴール、初戦としては上々の内容でした。その後は先手を主張する競馬を試み戦法が定まってくると5戦目で待望の初勝利を挙げます。ホッカイドウ競馬シーズン終了を機に園田へ移籍、先行力が物をいう園田で2連勝を飾ると2018年夏には南関東へ拠点を移します。やはりペースに関わらず行き切ってしまった方が持ち味を発揮できるタイプで、通算7勝のうち全てが逃げ切り勝ちという内容。前か後方か極端な戦法を得意とするシニスター産駒の特徴が出ていると言えるでしょう。近走は精彩を欠いてはいるものの450kg台で出走しており、やや線の細く映ったデビュー時より着実にパワーアップしています。脆さも同居していますが、相手関係が楽になる地区への移籍が叶えば勝ちパターンに持ち込める可能性も高くなるはず。キッカケひとつで以前の粘り腰を見せて欲しいと願っています。
尚、ノークレーム・ノーリターンでお願いします。記載事項以外に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
レース後に飼い葉食いが少し細くなるだけで、フケも治まり、コンディションは上々です。返し馬がうるさいので、ゲート裏まで引っ張っていき、先入れしています。追い切りでは4ハロン50秒を切ることもあるように、単騎で自分の形に持ち込めれば、まだまだ通用するはずです。（船橋競馬・波多野健調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※船橋競馬場・波多野健厩舎（千葉県船橋市若松）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
1月23日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：岡田　隆寛