モズハッピーロード　Mozu Happy Road　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父Medaglia d'Oroは米国で生産、調教され、デビュー3戦目にG2サンフェリペSで重賞初制覇。3冠レースにも皆勤し、最終戦のベルモントSで2着となると、夏のトラヴァーズSでG1初制覇を飾ります。4歳時にはホイットニーH、5歳時にはドンHとG1タイトルを積み重ね、5歳時のドバイワールドC2着を最後に引退、種牡馬入りしました。すると、初年度からケンタッキーオークスを圧勝し、プリークネスSで牡馬を撃破するなどG1を5勝した名牝Rachel Alexandraが登場。その後も米国だけでなく、欧州やシャトル種牡馬として繋養された豪州でもG1馬を輩出。昨年の香港マイル勝ち馬Golden Sixtyや、日本で走り愛知杯を勝ったエーシンメンフィスや、短距離路線で活躍したフィドゥーシアなど、芝、ダートを問わずに世界各地で一流馬を送り出しています。
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母系を見ますと、母Overheardは米G3ヴァリーヴューSの勝ち馬。祖母Whisper to Meは米国のリステッドレース勝ち馬で、近親にはチリの重賞勝ち馬Antipodasや、JRAで4勝、金沢で3勝を挙げたカネコメオスターなどがいます。3代母Word to the Wiseは米G1フリゼットS勝ち馬Confessionalの半姉。5代母Miss Carmieはニューヨーク牝馬3冠を達成したChris Evertの母で、ケンタッキーダービー馬Winning Colorsの祖母。その子孫は米国だけでなく日本でも多数の活躍馬が出ており、ジャパンC、宝塚記念を勝ったタップダンスシチーなどもこの一族です。

本馬は米国のセール出身。2020年10月25日に東京ダート1300mの新馬戦でデビューしました。スタートはあまり速くなく、頭を上げてなかなか進んでいかないため、鞍上が肩ムチを入れて促すような場面もありましたが、3コーナー付近から徐々にエンジンがかかって追撃開始。結果は16頭立ての12着でしたが、上がりタイムは悪くなく、脚を秘めていることは証明しました。2戦目は連闘で京都ダート1400m戦に出走。スタートから気合をつけて進み、勝負どころでは先行勢の直後まで追い上げましたが、直線の伸びを欠いて15頭立ての12着。3戦目の阪神ダート1400m戦では道中でなかなか進んでいかないところを見せ、4コーナーでは離れた最後方となり15頭立ての14着。目先を変えた前走の中京芝2000m戦では異常歩様となったため3コーナーで競走を中止しており、平地調教再審査となっています。左前脚のエコー検査も行いましたが、特に問題はありませんでした。
480kg台の馬格の持ち主で見栄えもよく、調教の動きも決して悪くはありません。間隔を詰めて競馬を使ってもへこたれないタフさも秘めていますが、いかんせん気持ちが走るほうに向いておらず、結果が出せない現状。目覚めてくれば、本来の素質を発揮できるようになるはずで、環境の変化がいい刺激となる可能性は十分にあります。
現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※2021年1月30日の競走中に異常歩様となったため競走を中止、平地調教再審査の制裁を受けています。
転入先の競馬場によって、能力検査・再調教試験を課されますので、必ず各主催者にお問い合わせの上、ご確認ください。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※三重ホーストレーニングセンター（三重県員弁郡東員町大字長深）に在厩しており、預託料は7,000円/日（税抜）です。
2月13日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：(株)キャピタル・システム