レオズアズライト　Leo's Azurite　　牝　４歳　　※地方競馬　在籍

父タイムパラドックスは明け6歳時に平安Sを制して重賞勝ち馬の仲間入りを果たし、8歳11月の引退までにJBCクラシック連覇やジャパンCダートなどダートG1を5勝。種牡馬入り後もダートを中心に地方競馬の上位サイアーとして、ソルテ（さきたま杯）やトウケイタイガー（かきつばた記念）、インサイドザパーク（東京ダービーなど南関東重賞3勝、ジャパンダートダービー4着）、タイムズアロー（南関東重賞2勝、マーキュリーC2着）、タイムビヨンド（門別重賞2勝、クイーン賞3着）、オウマタイム（京浜盃、鎌倉記念）、ドラゴンエアル（川崎・報知オールスターCなど地方重賞4勝）など、交流および地方重賞ウイナーを次々に輩出。産駒には距離の融通性があり、息の長い活躍馬が数多く見受けられます。

一方、母系は米重賞勝ち馬Diomediaを4代母に、米G2・2着があるディオラマを曾祖母に持つ、活力あるファミリー。近親にタイキブライドル（マイラーズC2着、ダービー卿CT2着、京王杯スプリングC3着）やタイキトゥインクル（ターコイズS、マーメイドS3着）、タイキクレセント（京成杯3着）、おじにホシコマンダー（中京2歳S、皐月賞5着）やマサアンビション（東海桜花賞など東海重賞3勝）、マリスブラッシュ（高知重賞・黒潮スプリンターズC連覇）、おばにクィーンオブキネマ（BSN賞、スパーキングレディーC2着）、いとこにペイシャクィーン（高知重賞・黒潮菊花賞）など高いレベルで安定しており、出品本馬を含むきょうだい5頭全馬が勝利を収めている点も見逃せません。

本馬は2018年北海道サマーセールにて216万円で取り引きされ、2019年7月17日に船橋競馬場のリアトリスデビュー（ダート1000m）にてデビューしております。425kgとやや小柄な馬体ながら張りのある馬体で、初戦にタイム差のない4着に入線してしっかりと能力を示すと、3戦目には好位でレースを進めて直線で前の馬をきっちりと捉えきって初勝利を挙げております。その後も勝ち星こそありませんが3着に3回の入線があり、休養後のC2クラスで中々思うようなレース運びができないことでタイム的にも結果も停滞気味ではありますが、確かな能力をのぞかせている1頭です。
現在の成績は17戦1勝・3着3回・入着2回となっており、昨年の休養後に限れば5戦とも後方着順での決着とやや寂しい戦績ではありますが、前走ではやや良化も見られておりますので暖かくなってからが本番となるでしょう。母系の血統背景からすればまだまだ十分伸びしろがあると考えられますし、兄弟馬には50戦以上をこなしている馬が複数いることから、本馬もまだまだやれる可能性は十分にあると言えます。相手関係や環境次第では変わり身を期待できるだけの下地は備わっている本馬ですので、何卒ご検討くださいますよう宜しくお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
先行できる競馬場に移籍するなどして何かきっかけが欲しいところです。小柄な馬体でも飼い葉は自分の量をしっかり食べていますが、あまり実になっていないようです。やや前傾姿勢で走る傾向があります。なお現在、左前球節を外傷しており、腫れが見られます。歩様は問題ありません。添付の画像をご確認ください。（船橋競馬・矢内博調教師）


※さく癖があります。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
3月20日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：小池　保則