マスクトライ　Mask Try　　セン　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父アポロキングダムは米国産で、外国産馬として日本で走り、戦績としては未勝利、500万下の2勝で終わりましたが、日本では珍しいLemon Drop Kidの直子という血統も評価されて種牡馬入りしました。種付け頭数は決して多くありませんでしたが、初年度からアポロアリーナがJRAで新馬勝ちするなど結果を出し、同じく初年度産駒のアポロマーベリックは中山グランドJ、中山大障害に優勝と障害の頂点に立ちました。その後もカンナSを勝ったアポロスターズなどの活躍馬も送り出し、種付け頭数も徐々に増加。2014年には72頭と交配しています。勝ち鞍は芝よりもダートが多く、短距離から中距離まで幅広く対応。地方競馬の重賞好走馬も送り出しています。

母系を見ますと、半兄ワクワクカンヲ、ツイセキシャがJRAで勝ち上がり。半姉チャッピーは佐賀で6勝を挙げました。いとこにはニュージーランドT2着のイヤダイヤダ、チューリップ賞3着のメデタシなどがおり、伯母のワナは新潟3歳Sに優勝。伯父のロロもJRA4勝を挙げてOP入りするなど、母のきょうだいも優秀です。祖母メロンパンのきょうだいには、愛ダービートライアルS2着のインフレイションビ－タ－、ブランドフォードSなど欧州でG2を2勝したクリスクリングルなどがおり、一族からは豪G1ライトニングSなどを勝ったイスカなどの一流馬も出ています。

本馬は2020年12月6日に阪神ダート1400mの新馬戦でデビュー。互角のスタートから先行集団を見る位置につけました、道中はやや追っつけ気味でしたが、勝負どころでは前との差を詰めていく脚も見せています。直線はやや伸びを欠き、結果は10頭立ての7着でしたが、2着馬との差は0秒8で内容的にも悪いものではありませんでした。2戦目は距離を延ばして阪神ダート1800m戦に出走しましたが、勝負どころで早めに後退する競馬となってしまい16頭立ての15着。タイムオーバーのため1カ月の出走制限を受けています。そこから3カ月ほど間隔をあけて立て直し、3戦目は初戦と同じ阪神ダート1400m戦を選択。結果は16頭立ての15着でしたが、時計そのもは初戦よりも詰めました。前走の阪神ダート1200m戦では道中の追走に苦しみ、最下位16着に終わりました。ダートコースでお調教の動きは上々で素質を感じさせますが、新馬戦から体が減り続けるなど、まだ実が入っていない印象。力をつけていくのはこれからで、キャリアを積んで、競馬に慣れていきながら成長していけるでしょう。なお、デビュー前に去勢していますが、性格的にはやや怖がりな面があり、周りで馬が暴れたりすると過敏に反応するようなところがあります。また、ハミをつけるのを嫌がることがあります。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※2020年8月18日（2歳時）に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入はできません。

※ライジングリハビリテーション（滋賀県栗東市東坂）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
4月24日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：萬納寺　聖仁