サプライズギフト　Surprise Gift　　牝　３歳　　※地方競馬　在籍

父スクリーンヒーローはアルゼンチン共和国杯で重賞初制覇を果たし、続くジャパンCにおいてディープスカイやウオッカら強豪馬を退け、堂々G1ホースの仲間入り。種牡馬としてのパフォーマンスも目覚ましく、初年度からモーリス（安田記念など日香G1・6勝）やゴールドアクター（有馬記念など重賞4勝）を輩出すると、以降もグァンチャーレ（シンザン記念）やトラスト（札幌2歳S）、ジェネラーレウーノ（セントライト記念、京成杯）、クリノガウディー（朝日杯フューチュリティS2着）らが活躍。そして現4歳世代からはウインマリリン（日経賞、フローラS、オークス2着）、3歳世代からはクールキャット（フローラS）と、グラスワンダーの後継馬として優秀な実績で信頼を勝ち取り、絶大なる人気を集めています。

一方、母系はスーパーハイウェイ（京成杯3歳S2着、京成杯3着）を産んだ4代母ロードマップから日本で大きく枝葉を広げる、堅実かつ有力なファミリー。祖母に最優秀2歳牝馬ノーザンドライバー（デイリー杯3歳S、ペガサスS、ニュージーランドT4歳S2着、桜花賞3着）を持ち、半兄ディアドムスは北海道2歳優駿、全日本2歳優駿と交流重賞を2連勝。おじに中央3勝後に金沢と名古屋で計13勝を挙げたマイネルトラヴェル、いとこに金蹄Sで中央3連勝を収めたマイネルトゥランと活力に満ち溢れています。

JRAでデビューし、5戦を消化後、サラブレッドオークションにて購買。名古屋競馬移籍3戦目に、待望の初勝利を獲得しました。その後は相手関係が強化されたこともあり、なかなか思うような結果が出せませんでしたが、前走では5着に入着を果たしています。さらなる前進が見込めるこのタイミングで出品することが、馬のためにも良いと思い、今回のオークションにエントリーした次第です。例年通りなら、あと2.4万円を加算できれば、7月より大井を除く南関東3場への特例転入が可能となる点も魅力の1つでしょう。

また、前述の通り、全日本2歳優駿の覇者ディアドムスの半妹、1990年の最優秀2歳牝馬ノーザンドライバーの孫という良血ですし、サンデーサイレンス系の種牡馬を配合しやすい血統構成である点から、繁殖牝馬としての価値にもご注目いただければ幸いです。

【本馬についての現状説明】
ここに来て、気候が暖かくなってきたとともに調子の方も上昇しています。先行できないと脆い面がありますので、初勝利の時のようにハナにこだわるレースを試してみるのも一考でしょう。（名古屋競馬・坂口義幸調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※名古屋競馬弥富トレーニングセンター・坂口義幸厩舎（愛知県弥富市駒野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
5月1日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：橘　勝年