ヒガシブレーヴ　Higashi Brave　　牡　４歳　　※地方競馬　在籍

父エイシンフラッシュは第77代の日本ダービー馬。5歳時にフェノーメノやルーラーシップを抑えて天皇賞・秋を制しG1を2勝。Kingmambo系種牡馬として初年度からコスモイグナーツがOP勝ちを果たすと、エイムアンドエンドが共同通信杯で3着。地方ではライトストーリーが佐賀の重賞を制しました。また、明け4歳世代からは、万両賞をレコードタイムで逃げ切り、橘Sを快勝したカリオストロ（フィリーズレビュー4着）や、年頭の中山金杯で僅差2着のココロノトウダイ（フルーツラインC、共同通信杯5着）、笠松の重賞勝ち馬ガミラスジャクソン（ゴールドジュニア）らが台頭。晩成傾向の馬も多く見受けられますので、今後さらに実績を積み上げ、真価を発揮してくれるものと思われます。

一方、母系はサンタマルガリータH連覇など米G1・3勝を挙げたTiznaを5代母に、Cee's Tizzy（スーパーダービー3着）やオトメノイノリ（フェアリーS3着、オークス4着）を産んだティズリーを4代母に持つ、信頼のファミリー。近親にアドマイヤフライト（日経新春杯2着、同3着）、おじにショウナンバッハ（中日新聞杯2着、ＡＪＣＣ3着）、そして、2年連続して年度代表馬に選出されたキタサンブラック（ジャパンC、有馬記念、天皇賞・春秋などG1・7勝）の名が燦然と輝いています。

2歳5月に門別よりデビューし、5戦目に初勝利を獲得。その後、船橋、浦和、岩手を経て、昨年12月に現在の川崎・久保勇厩舎へ。先週4月20日の川崎・初雷賞（ダ900m）に出走すると、抜群のスタートを決めて先行し、最後の直線では内ラチ沿いの狭いスペースを突いて抜け出し、約1年8ヶ月ぶりとなる2勝目を挙げました。今後はC1クラスへ昇級し、相手関係が強化されること、また頭数整理を行う必要があった為、このタイミングで新たなオーナーを探す決断。今回のサラブレッドオークションに出品いたしました。

川崎に移籍後、1200m以上では掲示板に載ることができませんでしたが、900m戦では3、4、2、1着と凡走なし。1000m以下の番組が多く組まれている競馬場がベストかもしれません。

また前述の通り、あのキタサンブラックの甥にあたる良血馬。年齢が4歳と若く、今後さらなる成長曲線を描く可能性もあるでしょうし、おじのようにタフで息の長い活躍を期待することもできるかもしれません。新天地での活躍を祈っています。

【本馬についての現状説明】
すごくバネがあって、スピード能力が高い馬だと思います。現に前走時の勝ちタイム0.54.6（稍重）は、翌日に行われたB3クラス（稍重）の4着に相当。上のクラスでも通用する力を持っていると思います。（川崎競馬・久保勇調教師）


※さく癖があります。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※川崎競馬小向厩舎地区・久保勇厩舎（神奈川県川崎市幸区小向仲野町）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問いわせください。
5月1日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：金野　博幸