セイコチャン　Seikochan　　牝　６歳　　※地方競馬　在籍

父シニスターミニスターはブルーグラスSを12馬身以上の差をつけて圧勝。引退後は種牡馬として日本に輸入され、ヤマニンアンプリメ（JBCレディスクラシックなど交流重賞3勝）やインカンテーション（武蔵野Sなどダート重賞6勝、フェブラリーS2着）、キングズガード（プロキオンS、南部杯3着）、テーオーケインズ（アンタレスS）、マイネルバサラ（浦和記念）、ゴールドクイーン（かきつばた記念、JBCレディスクラシック2着）といった中央での活躍馬を筆頭に、地方でもコーラルツッキー（エーデルワイス賞）やワークアンドラブ（大井・マイルグランプリ、サンタアニタT）、フラットライナーズ（船橋記念、習志野きらっとスプリント）、ナリタミニスター（地方重賞4勝、兵庫ゴールドT4着）など29頭にのぼる重賞勝ち馬を輩出。2019、20年とNARサイアーランキングの4位に堂々ランクインしています。

一方、母系は中山牝馬Sの勝ち馬シャダイコスモスを産んだシャダイプリマを4代母に持ち、ダイナコスモス（皐月賞）やクラフトワーク（AJCCなど重賞3勝）らもこの一族。近親にはシャドウゲイト（シンガポール国際C、中山金杯、中京記念）やカッティングエッジ（クイーンC、テレビ東京賞3歳牝馬S）、ディヴァインライト（高松宮記念2着、スプリンターズS4着）、アグネスワルツ（フローラS2着、オークス3着）、NAR最優秀短距離馬サトノタイガー（南関東重賞2勝、JBCスプリント2着）といった活躍馬がズラリと並んでおり、おじマイネルマトゥーロは金沢転籍後に7勝、おばルナアーケードは旭川・南関東・東海・高知で計14勝、マルケイフロイデは岩手で7勝を挙げています。
また、シニスターミニスター×キングカメハメハの配合からは、出品本馬以外にも今年の佐賀記念2着馬アシャカトブ（アハルテケS）など、複数の勝ち馬が出ています。

2歳6月の門別で早期デビューを果たし、その後は門別で1勝、園田で2勝、南関東で4勝。今年1月からは、5ヶ所目の所属先となった高知・雑賀正光厩舎で競走生活を送っていました。移籍直後の2戦はシンガリ負けを喫し、その後も苦戦をしいられていましたが、3月14日、21日のレースではうまく先行することが叶い、ともに4着に好走。さらに28日のファイナルレースC2-6記者選抜では、スタートからハナを奪うことに成功し、スイスイと軽快なペースでレースを牽引すると、結局そのまま後続の追撃を許さず、6馬身差の圧勝劇を披露しました。これで通算8勝の全てが逃げ切り勝ちという個性派。当然、逃げられなかった時の脆さも同居していますが、自分の形に嵌れば大きな力を秘めています。相手関係や展開面で恩恵のありそうな競馬場なら、まだまだやれると思います。
尚、ノークレーム・ノーリターンでお願いします。記載事項以外に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
ゲート付近で硬直しやすいため、ゲート入りの際は先入れを行っています。南関東にいた時から同様に、ハナに立って、マイペースに持ち込めると、能力を発揮してくれますが、ハナに行けなかったり、また行けても後続が早めに仕掛けてきたりすると、なかなか持ち味が活きませんね。（高知競馬・雑賀正光調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※高知競馬場・雑賀正光厩舎（高知県高知市長浜宮田）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
5月15日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：朝比奈　順二