ベルウェザーボンド　Bellwether Bond　　牡　４歳　　※地方競馬　在籍

ベルウェザーボンドをご紹介いたします。

父はNathaniel (IRE)です。現役時はキングジョージ6世＆クイーンエリザベスステークス(G1)、エクリプスステークス(G1)を制し、種牡馬としては凱旋門(G1)賞連覇、キングジョージ6世＆クイーンエリザベスステークス(G1)3勝を含むG1レース11勝の歴史的名牝Enable(GB)、2019年の仏オークス勝ち馬Channel(IRE)を送り出しています。
母はMasque Rose(GB)です。3代母のMassaraat(USA)は偉大な種牡馬Kingmambo(USA)の母Miesque(USA)の全妹で、その一族からはドバイシーマクラシック(G1)、ノーザンダンサーターフS(G1)を制したOld Persian(GB)が出ており、本馬はその歴史あるファミリーの出身となっております。

本馬は1歳時の2018年10月に左前外側枝部繋靭帯炎を発症しています。その後良化を待ち2019年5月に馴致をスタートさせました。しかし調教が進んだ9月に再発、10月に幹細胞治療(ADRC injection)を実施しました。2020年3月に再び乗り運動を再開、そこからは調教が順調に進み11月に大井競馬場・1600m戦で初戦を迎えます。出走馬11頭中8頭が既走馬という不利な条件でしたが、好スタートから楽にハナを奪うと、直線では追い上げてくる他馬をスピードの違いで振り切り2着馬に0.7秒差をつけて見事初陣を勝利で飾り、その確かな能力を披露しました。
2戦目も1600m戦に出走し、初戦と同様にスタートを決めて逃げ切りを狙いましたがゴール手前で交わされ、勝ち馬から0.4秒差の2着となりました。しかし3着馬には1.0秒差をつけており、力のある所を示しました。
その後はC3クラスで同条件を2戦します。3戦目は発馬後に他馬と接触し行き脚がつかず、追い上げに脚を使ったために直線では息が上がり、勝ち馬から3.3秒差の13着でレースを終えます。
4戦目は大外枠からの発走、ハナを取り切れずに道中は3番手を追走しますが、直線では思う様に伸び切れずに、1.3秒差の6着でゴールしました。
大井競馬場で4戦を消化し、ここ2戦は不本意な競馬が続いておりこれからの巻き返しに期待がかかるベルウェザーボンドでしたが、これまでの戦績から中央へ移籍するには至らないと判断し、この度上場する運びとなりました。キャリアが僅か4戦と浅く、レース運びもまだまだ荒削りなところがありますので、これから経験を積みながら力を付け、更なる活躍を期待したい所です。何卒ご検討の程、よろしくお願いいたします。

本馬は現在も繋靭帯炎を発症した箇所に腫れが残っていますが、跛行、疼痛は認められない現状で、問題無くレースに出走できております。現況をご理解、ご確認いただいた上で、現状渡しのノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※2018年10月（1歳時）に左前外側枝部繋靭帯炎を発症し、その後2019年5月に乗り運動再開後9月に再発。同年10月に幹細胞治療を実施（ADRC injection）し、休養を経て2020年11月に大井で初戦を迎えています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内リバティホースナヴィゲイト（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は9,900円/日（税込）です。
6月5日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)