アポロダーウィン　Apollo Darwin　　牡　４歳　　※地方競馬　在籍

父アポロキングダムは中央におけるLemon Drop Kid産駒の勝ち馬第1号で、現役時は中山・東京のダートで2勝。その血を継承するべく種牡馬入りを果たすと、初年度産駒にあたるアポロマーベリックが中山大障害、中山グランドジャンプを制し、2年連続で最優秀障害馬に選出。以降もアポロスターズ（カンナS）やシャインカメリア（ダリア賞2着）、アポロユッキー（関東オークス4着）、パキラパワー（エーデルワイス賞4着）、ドリームシイ（水沢重賞・ビギナーズC3着）、アポロビビ（外房S2着）、アポロチーター（日吉特別2着）、アポロカーネル（芙蓉S4着）、セガールモチンモク（中央3勝）など、出走した11世代137頭のうち、なんと106頭が勝利を収める抜群の戦績。限られた産駒の中から次々に活躍馬が誕生しています。

一方、母系は桜花賞4着馬オーフジを5代母に持ち、タヤススリリング（ききょうS2着、ラベンダー賞3着、札幌3歳S4着）やセイントサブリナ（東京3歳優駿牝馬、青雲賞）らもこのファミリーの出身。近親にはモンパルナス（葵S、フィリーズレビュー2着、ファルコンS3着、桜花賞5着）を筆頭に、リンデンノタカ（平尾台特別など中央5勝）やゴールデンミシエロ（秩父特別など中央3勝）、ルビーノカガヤキ（名古屋重賞・秋の鞍2着）らが名を連ねており、出品本馬を含むきょうだい5頭で合計25勝を挙げています。

本馬は2019年12月14日に中山競馬場の2歳新馬（ダート1800m）にてデビュー。初戦と2戦目を前目につけて5着と内容のあるレースで終えており、中央での勝ち上がりも視野にあった本馬ですが、その後は徐々に未勝利戦のレベルが上がってメンバーが強化され上位進出が難しくなり、5戦目に距離を伸ばして勝利を目指したものの10着と大敗したため、2020年6月に園田競馬へ移籍しました。移籍後は初戦を後方からの競馬であっさりと勝利を上げると、現在まで12戦3勝・2着3回・3着1回・入着2回と、除外以外では2階しか掲示板を外しておらず、その確かな走りと共に安定した成績を収めて能力を示しています。
現在は園田のC1クラスですが、4走前にはB2C1のレースで3着に入着しており、上のクラスでも通用するところを見せています。休養明けの近2走は4着・6着と上位に食い込むことができておりませんが、特に前走では出遅れの影響が大きかったことから、しっかりと走りさえすればさらに上のレベルでレースすることも難しくはないでしょう。確かな能力を備えており、兄弟馬には園田で106戦を戦った馬もいるパワフルな母系ですので息の長い活躍を期待できるかも知れません。今後まだまだ期待が持てる本馬ですので、ノークレームノーリターンをご承知置きの上、何卒ご検討くださいますよう宜しくお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
園田のB2クラスで勝ち負けができる能力はある馬です。2021年1月3日に左飛節にフレグモーネを発症して競走除外されており、今でも痕が残っています。添付の画像をご確認ください。なお6月9日の競走後、西脇の自厩舎までの帰りの馬運車で暴れています（要首ロープ）。滞在の現地競馬をお勧めいたします。（園田競馬西脇・永島太郎調教師）


※南関東4競馬場への転入はできません。

※ジュニア牧場（兵庫県加西市中富町）に在厩しており、預託料は4,730円/日（税込）です。
6月19日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：生部　初男