シンリン　Shinrin　　牡　５歳　　※地方競馬　在籍

父ジャングルポケットは第68代の日本ダービー馬。秋には勇躍ジャパンCに挑戦し古馬テイエムオペラオーをゴール直前で差し切る大殊勲。内国産3歳馬としては初となるＪＣ制覇が高く評価され、同年の年度代表馬に選出されました。また種牡馬としてもジャガーメイル（天皇賞・春、香港ヴァーズ2着、ジャパンC3着）やオウケンブルースリ（菊花賞、ジャパンC2着）、最優秀2歳牝馬トールポピー（オークス、阪神ジュベナイルフィリーズ）、トーセンジョーダン（天皇賞・秋、ジャパンC2着、天皇賞・春2着）など多くのG1馬を輩出。交流G1を制したアウォーディー（JBCクラシック、チャンピオンズC2着）やディアドムス（全日本2歳優駿、北海道2歳優駿／母の父は出品本馬と同じアグネスデジタル）をはじめとして、産駒は全国の地方重賞でも数々の勝利を収めています。

一方、母系は成功種牡馬Montbrook（リヴァリッジSなど米重賞2勝）や米重賞勝ち馬Garden Gal（ランダルースS、米G1・2着3回）らと同じく、Attache Caseに遡るファミリー。曾祖母ウイダードは英G2クイーンメアリーSを制しており、近親にはSilver Magnus（カウントフリートH2着）やFuturistic（サンラファエルS3着）らが存在。半姉に中央勝ち馬ココロストライク（ゆきつばき賞3着、閃光特別3着）、おばに中央3勝ダイショウティアラ、飛竜特別の勝ち馬ボムシェル、いとこに中央4勝トシザキミ（北九州短距離S3着）と活況を呈しています。
また、ジャングルポケット×アグネスデジタルの配合からは、前述ディアドムス以外にも、現役OP馬ピースワンパラディ（京都金杯2着、青葉賞3着）や中央2勝クラスのマイネルイヴィンスなど、複数の活躍馬が出ています。

本馬は2018年7月8日に福島競馬場の2歳新馬（芝1800m）にてデビューしております。中央では6戦して芝ダートの短距離～中距離を試すものの入着まで届かず、19年6月に佐賀競馬へ移籍しました。移籍後は2戦足踏みしたもの、テンの速さを活かしてハナを狙う戦法を取ると走りがはっきりと変わり、佐賀では3連勝を含めた8戦4勝入着2回の成績を収めて、昨年2月に大井競馬へ移籍しました。
大井競馬ではややムラがあるものの、これまで2勝を挙げる走りを見せており、昨年6月からの休養明けでやや成績が落ち込んでおりましたが、暖かくなった近走では3着・2着・10着・2着と続いており、しっかりとした走りを見せてくれています。
中央所属時は試行錯誤があったものの、佐賀で走りを確立してからはテンの速さで前を行く競馬を本馬の強みとして成績を挙げてきました。成績面からは、寒い時期には調子を落として暖かくなると走り出すと言った印象を受けるので、これからの時期は活躍してくれることでしょう。

【本馬についての現状説明】
前走1番人気でしたが、勝ち馬に離された2着となったことで、2歳馬との入れ替えで出品となりました。昨年C2クラスで勝利を挙げており、今年も順調なら同クラスで勝ちを拾えるだけのものは持っています。（大井競馬・的場直之調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
6月19日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：重松　國建