プリンスチャーム　Prince Charm　　セン　４歳　　※中央競馬　登録抹消

プリンスチャーム(GB)をご紹介いたします。

父はIffraaj(GB)です。自身は現役時にG2を3勝、G1では英ジュライC(G1：芝6f)での2着が最高着順でしたが種牡馬としては10頭ものG1勝ち馬を送り出しています。
母Princess Cammie(IRE)はイギリスで1勝を挙げており、半弟には英セレブレイションマイル(G2)、英ソヴリンS(G3)を制し、英デューハーストステークス(G1)で2着の成績を残したKodi Bear (IRE)がいます。

本馬は2019年7月中旬の2歳・新馬戦(福島・芝1200m)でデビューし4着、2戦目、8月初旬の新潟・芝1000mの直線競馬においても3着とスピードのある所を見せます。迎えた10月下旬の3戦目、新潟・芝1400m戦にて、スタートを決めて楽にハナを奪うと直線では勢いそのままに上がり2位の末脚を披露し後続の追撃を振り切って見事に初勝利を挙げました。
その後は12月初旬の黒松賞(2歳1勝クラス・中山・芝1200m)で2着に入着しましたが年が明けて2月初旬のクロッカスS(3歳オープン(L)・東京・芝1400m)で勝ち馬から1.7秒差の10着に敗れると、その後は厳しい競馬が続きました。途中に去勢手術を挟み2021年1月下旬に新味を求めてダートに転向、東京・ダート1400m戦に出走すると勝ち馬から0.8秒差の5着と掲示板を確保、続く2月中旬に行われた同条件のレースでは道中は3番手を追走すると直線では1着馬を捕まえることはできなかったものの長く良い脚を使って勝ち馬から0.6秒差の2着と好走します。
その後は、先行するものの直線では伸びきれずに終わってしまうというレースが続いています。6月下旬の東京・ダート1400m戦において勝ち馬から0.7秒差の8着となったこのタイミングで、地方競馬へ新たな活躍の場を求めての上場となりました。

本馬は馬群の前目でしっかりと先行できるスタートセンスの良さがあり、近走も決して大敗続きという訳ではありません。ダートに転向後はレースごとに上がり3fのタイムも縮めてきています。地方競馬の流れに適応さえできれば、また新たな一面を見せてくれるかもしれません。新天地での更なる活躍を期待しております。

何卒ご検討の程、よろしくお願いいたします。

なお、右前蹄に蟻洞があります。現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※2020年4月18日の馬場入場後に暴走し、疲労が著しいため競走除外となっています。

※2020年5月4日（3歳時）に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ミッドウェイファーム（茨城県行方市蔵川）に在厩しており、預託料は12,100円/日（税込）です。
7月10日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)