コアドライヴ　Core Drive　　セン　４歳　　※地方競馬　在籍

父カジノドライヴはデビュー戦で衝撃の大差勝ちを見せ、2戦目に米重賞ピーターパンSを圧勝すると、4歳時のフェブラリーSではクビ差の2着。ワールドクラスの良血馬として世界最高峰の舞台にも挑戦し続けました。種牡馬入り1年目には200頭に及ぶ種付けをこなし、2015年ファーストシーズンチャンピオンサイアーの栄誉を獲得。中央ではヴェンジェンス（みやこS、東海S2着、平安S2着／母の父は出品本馬と同じスペシャルウィーク）やノーブルサターン（兵庫チャンピオンシップ2着、マーキュリーC2着／母の父は出品本馬と同じスペシャルウィーク）、レッドゲルニカ（バレンタインS）、ドライヴナイト（すばるS）、地方ではカジノフォンテン（川崎記念、かしわ記念、東京大賞典2着、南関東重賞3勝）やラプラス（大井重賞・ハイセイコー記念）など、やはりダートでの強さが際立っています。

一方、母系は愛オークス、ヨークシャーオークスなど重賞5勝を誇るShoot a Lineを5代母に、チヴァリーパークS2着のLine of Thunderを4代母に持つ名門ファミリー。種牡馬サンダーガルチ（ケンタッキーダービーなどG1・4勝）やバトルライン（重賞4勝）をはじめ、Mistle Song（パークヒルS）やフラガラッハ（中京記念連覇）、フェルメッツァ（小倉記念3着、アーリントンC3着）らもこの一族の出身で、祖母ブローオブサンダーは中央で3勝を挙げ、重賞の舞台も三度経験。おじオールドクラシックは交流戦での勝ち上がり後、小倉でさらに2勝を積み上げています。

本馬は2019年7月29日に大井競馬場の2歳新馬（ダート1600m）にてデビューしております。初戦と2戦目は案外の結果でしたが、3戦目は果敢に前を狙う競馬を見せて3着とし、4戦目では直線でしっかりと前を捉えきって初勝利を挙げました。
能力のあるところを見せてその後の活躍が期待された本馬でしたが、その後は相手関係の強化とレースでのイレ込みのために思うように成績が挙げられず、2020年5月1日のレース後に去勢を実施しております。同年10月に復帰しましたが、コンマ9秒差の競馬はあるものの成績は良化せず、現在までの戦績は25戦1勝3着1回となっております。
去勢の影響で馬体重が減っているせいか、初勝利を挙げた頃の馬体と比べるとややほっそりとした印象を受けます。しかしながら、復帰後8ヵ月で14戦してしっかりと競馬ができているタフネスさが本馬の大きな強みと言えるでしょう。現状ではやや物足りない走りをみせていますが、環境や相手関係が変われば結果もまた違ってくる可能性も十分にあります。その身に備えたタフネスさで今後も息の長い競争生活が期待できる本馬ですので、何卒ご検討くださいますよう宜しくお願いいたします。

【本馬についての現状説明】
やや線が細い馬体をしています。本番でイレ込むタイプで、レースで本領を発揮できていません。もったいないですね。デビュー4戦目で初勝利を挙げたように、滞在可能な競馬場で馬体重を維持しながら出走を続ければ、いずれかで飛躍のチャンスはあると思います。（大井競馬・月岡健二調教師）


※2020年11月16日の発走の際、ゲートから突進、放馬し、競走能力に影響があると認められたため競走除外となっています。

※2020年5月8日（3歳時）に去勢手術を実施しています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ノースショアリハビリランチ（千葉県香取市本矢作）に在厩しており、預託料は4,400円/日（税込）です。
7月10日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：後藤　泰彦