モンタナドライブ　Montana Drive　　牡　５歳　　※地方競馬　在籍

父プリサイスエンドは現役時に9戦して米重賞勝ちを含む4勝（すべて3着以内）。先に外国産馬として来日した産駒3頭がすべて勝ち上がりを見せると、本邦輸入後の産駒であるグロリアスノア（根岸S、武蔵野S）やカフジテイク（根岸S）が中央G1戦線で大活躍。他にもシェアースマイル（エーデルワイス賞）やショウリダバンザイ（浦和・桜花賞、川崎・ロジータ記念など地方重賞7勝）、プリマビスティー（大井重賞・東京2歳優駿牝馬、エーデルワイス賞3着）、スマイルピース（大井重賞・黒潮盃、東京ダービー2着）、さらには今年の兵庫ダービーを制したスマイルサルファーをはじめとして、これまでに中央・地方合わせて33頭の重賞ウイナーを輩出するなど、おもにダートのスピード競馬に抜群の適性を示し、長年にわたって根強い支持を受けています。

一方、母系は仏重賞・オマール賞の2着馬Bev Bevを5代母に、米G1ジョンAモリスHの覇者Link Riverを産んだConnecting Linkを4代母に持ち、近親にもダブルウェッジ（アーリントンC、シンザン記念2着）やビービーバーレル（フェアリーS、ブリーダーズゴールドC3着）といった重賞ウイナーが存在。母の全兄にメイショウレガーロ（京成杯2着、中山金杯3着、函館記念 3着、新潟記念3着、皐月賞5着）、おじにメイショウオオゾラ（萩S2着）と活力が漲っており、半姉メイショウカゲロウは門別で3連勝を含む10勝を挙げています。

本馬を昨年12月10日のオークションで落札し、現厩舎の大井競馬・中道啓二厩舎に移籍させました。
転入後2戦は勝ち馬からコンマ6秒差の競馬をしてくれましたが、その後はスタートで後手を踏んでしまうことが続き、展開も向かず、思うように能力を発揮することができませんでした。リフレッシュと疲労回復のための短期放牧を挟んだ休み明け初戦の前走では、普通にスタートを決め、積極的な競馬でハナに立つと、後続馬を寄せ付けず逃げ切り勝ち。12番人気（単勝8,040円）の低評価を覆し、3馬身差の圧勝劇を披露してくれました。笠松競馬2連勝、再登録後に待望の中央競馬1勝を挙げ、2勝クラスでコンマ差の競馬をしてきた実績とポテンシャルが垣間見える瞬間でした。
所有頭数の整理で、このタイミングで手放すことにしましたが、今後の新天地での活躍に期待しています。

【本馬についての現状説明】
前走後、左トモの球節にムクみが見られましたが、騎乗運動で問題ないことを確認しています。添付の画像をご確認ください。この度、オーナーのご都合で出品することとなりましたが、現状の南関東C1クラス、その上のBクラスでもまだまだ活躍が見込めると思います。（大井競馬・中道啓二調教師）


※ゆう癖があります。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※大井競馬場・中道啓二厩舎（東京都品川区勝島）に在厩しています。預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
7月10日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：坂本　守孝