カモミールティー　Chamomile Tea　　牡　３歳　　※地方競馬　在籍

父リーチザクラウンはスペシャルウィークの代表産駒の一頭として、デビュー当初から高いスピード能力を武器に活躍し、マイラーズCときさらぎ賞の2つの重賞を獲得。日本ダービーではタフな不良馬場のなか積極的なレース運びでロジユニヴァースの2着に粘り込みました。種牡馬入り後は、初年度産駒からキョウヘイ（シンザン記念、小倉2歳S4着）、スーパーマックス（佐賀重賞8勝、チャレンジC5着）と中央・地方双方で重賞ウイナーを輩出。以降もサヤカチャン（アルテミスS2着）やダバイダバイ（川崎重賞・ローレル賞2着）、コスモピオニール（笠松重賞・ぎふ清流C）らが重賞を賑わし、ブルーバード（ダリア賞）やニシノアジャスト（クロッカスS3着）、ニシノドレッシー（知床特別、立待岬特別）、ニシノストーム（あざみ賞）らが躍進するなど、芝・ダートを問わずに素質馬を送り続けています。

一方、母系はIvanka（フィリーズマイル、レイシングポストトロフィ2着）を産んだDiamond Landを4代母に、マルセルブサック賞など仏重賞3勝を誇るレディオブチャドを祖母に持ち、Yeats（アスコットゴールドC4連覇、コロネイションC、ロイヤルオーク賞、愛セントレジャー）やツクバシンフォニー（エプソムC、NHKマイルC2着）らもこのファミリーの出身。おばにジュエルオブナイル（小倉2歳S）、おじにミッキーユニバース（いちょうS3着）、いとこにゴールドケープ（フィリーズレビュー3着、ファンタジーS5着）、近親にAlcazar（ロイヤルオーク賞など仏英重賞4勝）と活力に富んでおり、半姉テイケイドルチェは園田で3勝、中央1勝クラスでもクビ差2着に好走しています。

本馬は2020年度JRAブリーズアップセールにて2035万円で取り引き。6月の函館芝1,200mで早期デビューを果たします。レコード決着の前有利な馬場設定ながらラストまでしっかりと脚を使い4着。初戦としては見処十分の内容でした。その後も堅実な末脚を発揮し連続で2着といつ勝ち上がっても不思議ないレベルに達していましたが、ワンパンチ足りずダートに活路を求めます。早速適性を見せつけダート転向2戦目でアッサリとVを決めると、本年3月には再度芝へ戻し1勝クラスに挑戦。二桁着順に沈んでしまったため早めに見切りをつけ大井の現厩舎へ移籍します。移籍緒戦はB1クラスに格付けされ古馬との初対戦、2走前は重賞挑戦と惨敗も致し方ないところですが、前走も最下位に沈んでしまいこのタイミングを機にサラブレッドオークションへ出品する運びとなりました。中央在籍時はいずれ1勝クラスでも通用すると厩舎サイドが評価していた馬ですし、キッカケさえ掴めばガラリ一変しても不思議ないでしょう。もう少し体が増えてくると理想的ですがまだ伸び盛りの3歳、新天地で息の長い活躍を期待しています。
尚、ノークレーム・ノーリターンでお願いします。記載事項以外に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
ややテンションが高くイレ込みやすいぶん、ハミ掛かりは良い方です。近走は大敗していますが、ジョッキーによると砂を被らないポジションでレースができればB3クラスは勝ち負けになるとコメントしていました。（大井競馬・高野毅調教師）


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
7月24日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：保坂　和孝