エイシンペペラッツ　A Shin Pepelatz　　牡　６歳　　※地方競馬　在籍

2014年の萩Sで素質馬ポルトドートウィユを退けたエイシンライダーは、本馬の半兄にあたります。おじには宝塚記念を含む重賞4勝のエイシンデピュティ、菊花賞4着馬エーシンダードマンがおり、エイシン軍団の活躍馬が居並ぶ名門ファミリーの出身。また、曽祖母のLadanumは米G1で2着が2回、4代母のGay StyleはサンタバーバラH（米G1）の勝ち馬。近親からもSpit Curl（アラバマS）やホオキパウェーブ（オールカマー、菊花賞2着）をはじめ、世界中で重賞勝ち馬、入着馬が出ており、活気に満ち溢れた牝系です。
本馬は2014年3月の未勝利戦（ダート1200m）でデビュー。初芝となった3戦目で後のオープン馬ミッキーラブソングを3馬身半突き放し、1分19秒9という京都芝1400m（内回り）のコースレコードで快勝しました。その後、更に2勝を上積みして準オープンまで出世。昇級初戦の斑鳩Sでも、後の重賞勝ち馬ダンスディレクターとコンマ3秒差の接戦を演じています。その後、1000万クラスに降級後も2着1回、3着1回と好勝負を演じますが、二度の鼻出血の影響もあってかその後は結果が出ませんでした。南関東では鼻出血による出走制限があって転入できないため、出走制限を解除するため園田競馬・橋本忠明厩舎で一度出走した後に大井競馬へ移籍。移籍後にスクみの症状を見せたこともあり、出走せずにサラブレッドオークションへ出品の運びとなりました。前述の血統背景、競走成績からもこのまま終わるとは到底思えず、移籍先で再ブレイクを果たす可能性は十分あるはずです。
その他に気になる疾病や悪癖は特にございませんが、現状渡しのノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。

【本馬についての現状説明】
両トモの踏み込みが浅く、特に右後肢が若干跛行気味です。騎乗者によっては「違和感がある」と言われるかもしれません。それでも乗り進めるとほぐれてくるので、使えないことはないでしょう。鼻出血、スクみ、歩様と暑さを考慮して、この夏は充電期間に充ててもいいかもしれません。（大井競馬・藤田輝信調教師）


※2015年6月13日（4歳時）と2017年2月26日（6歳時）の競走中に鼻出血を発症し、それぞれ出走制限を受けています。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※大井競馬場・藤田輝信厩舎（東京都品川区勝島）に在厩しています。本馬の預託料につきましては、サラブレッドオークション事務局にお問い合わせください。
7月1日（土）より落札者様の預託料負担となります。

販売申込者：平井　克彦