ディープステイト　Deep State　　牡　３歳　　※中央競馬　登録抹消

ディープステイトをご紹介いたします。

父はディープブリランテです。中山金杯(G3)など重賞2勝のセダブリランテス、かきつばた記念(Jpn3)での連覇を達成したラプタス、日経新春杯(G2)を制し大阪杯(G1)で2着に好走したモズベッロなど、産駒が幅広いフィールドで活躍を見せています。
母はJRA競走において2勝したアリュージョンです。3代母チェロキーローズ(IRE)はヘイドックスプリントC(英G1・芝1200m)、モーリスドゲースト賞(仏G1・芝1300m)の勝ち馬。そのファミリーからはエクリプスS(英G1・芝2000m)を制したMukhadram(GB)や、英セントレジャー(英G1・芝2920m)や香港ヴァーズ(香港G1・芝2400m)の勝ち馬であるMastery(GB)が出ており、本馬は実績十分、非常に優秀なファミリーの出身となっております。

本馬は2020年9月19日の中山・ダート1800戦でデビューを迎えました。スタートのタイミングが合わずに出遅れてしまい馬群の後方を追走すると、向こう正面から進出を開始。第三コーナーから直線にかけて先頭を伺う勢いでしたが出して行った影響もあってかゴール手前での踏ん張りが効かず、最終的には勝ち馬から0.8秒差の5着でレースを終えました。
その後ダートでのレースを3戦消化しますがスタートがあまり早くない為に追走に苦労し、直線で脚が上がってしまうというレースが続き、良い結果を残すことはできませんでした。
5戦目は新味を求めて芝のレースに転向し、2021年6月13日に行われた東京・芝1400m戦に出走します。今回も出遅れてしまい最後方からの競馬となった本馬でしたが、直線に入ってから大外に持ち出されると上がり最速の末脚を繰り出し、前が残る展開の中を猛然と追い込みましたが僅かに勝ち馬を捕らえることはできず、0.2秒差の3着と惜しい結果となりました。
この結果から初勝利は間近に思われましたが6月26日に行われた同条件のレースでは上がり3位の末脚をマークするも展開が噛み合わず0.7秒差の7着。8月15日に行われた札幌・芝1500m戦ではまずまずのスタートから積極的に前に出して行く競馬を試しましたが直線では他馬との接触もあり後退、勝ち馬から1.1秒差の9着と結果を残すことはできませんでした。このタイミングでJRAでの出走を諦め、地方競馬に新たな活躍の場を求めての出品となりました。

本馬はスタートに課題がありましたが、近２走は及第点のスタートを切っており良化の兆しを感じさせます。地方競馬のペースに適応することができれば、新たな一面を見せてくれるかもしれません。本馬の新天地での活躍を心から願っております。

何卒ご検討の程、よろしくお願いいたします。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※ダーレージャパンファーム（北海道沙流郡日高町富川東）に在厩しており、預託料は6,600円/日（税込）です。
8月28日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：ダーレー・ジャパン(株)