ジョーノベリスタ　Jo Novelista　　牝　５歳　　※地方競馬　在籍

父ノヴェリストは驚異のレコードタイムで5馬身差の圧勝を演じたキングジョージⅥ世&ＱエリザベスSを含む英仏独伊G1・4勝を誇るドイツの名血馬。現役引退後は日本にてスタッドインしており、2017年ファーストシーズンサイアーのJRA勝ち名乗り第1号を決めると、Wolfeが豪重賞・MRCクーニーHを制覇。以降もラストドラフト（京成杯、アルゼンチン共和国杯2着、中日新聞杯2着、AJCC3着）が重賞勝ちを収めており、ヴァルコス（青葉賞2着）やコスモカレンドゥラ（ホープフルS4着）、ヴェスターヴァルト（ファルコンS3着）、ローゼンクリーガー（ファルコンS3着）、アウトウッズ（昇竜S2着）らが躍進。現3歳世代ではゴッドセレクション（伏竜S、ジャパンダートダービー2着、兵庫チャンピオンシップ2着）やメイサウザンアワー（カーネーションC、フローラS4着）らが力を示しています。

一方、母系は自身がネルグウィンSの勝ち馬であり、英重賞3勝馬Sea Anchor（キングエドワード七世S）を産んだAnchorを4代母に持ち、豪G1馬Water Boatman（SAJCアデレイドC、MRCコールフィールドC2着）らもこのファミリー。近親には豪G1馬Jessicabeel（ATCシドニーC）や、日本でもお馴染みのIndigenous（香港国際ヴァーズ、ジャパンC2着、香港Qエリザベス二世C3着2回、香港ヴァーズ3着）といった活躍馬が並んでおり、母の全弟には重賞5勝を誇るフェノーメノ（天皇賞・春連覇、日経賞、セントライト記念、青葉賞、日本ダービー2着、天皇賞・秋2着）の名が光り輝いています。

2017年のセレクトセール1歳部門で1,404万円で落札。順調に育成され、2歳6月にJRAより早期デビューを果たしました。ただ、JRAでは6戦して全て6着以下に終わり、3歳6月に高知へ移籍。4戦2勝の好成績を残した後、同年10月に浦和の現厩舎へやってきました。南関東では主に1400～1500mを使われ、12戦3勝、2着2回、3着2回。先行力を活かした堅実な走りがセールスポイントの1つで、逆に掲示板に載れなかった3回は、いずれも前につけられず、後方のポジションからの競馬でした。今後もスムーズに先行できれば、能力を発揮してくれそうです。年齢やキャリアを考慮すると、まだまだ伸びしろが見込めそうですし、馬体や脚元などにこれといった不安材料もありませんので、今後もコンスタントにレースを使っていけるのではないでしょうか。

【本馬についての現状説明】
これといった悪癖はなく、馬房では大人しく、厩務員さんにとっては扱いやすい存在です。現在は馬体や脚元などに問題はありませんが、左肩付近にちょっと疲れが出やすい傾向にあります。普段は攻め馬でも素軽い動きを見せており、引っ掛かる感じもありません。夏場は疲れが出やすい為、涼しくなって体調が回復してくれば、まだまだ活躍できるでしょう。（浦和競馬・小久保智調教師）


※2021年6月28日の競走（前走）にて、感冒のため出走取消となっています。

※旋回癖があります（軽度）。

※南関東4競馬場への転入が可能です。

※阿見TC内セグチレーシングステーブル（茨城県稲敷郡阿見町福田）に在厩しており、預託料は8,800円/日（税込）です。
8月28日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：上田　江吏子