ヒロシゲクリスタル　Hiro Shige Crystal　　牝　３歳　　※中央競馬　登録抹消

父キンシャサノキセキは高松宮記念連覇を含む、短距離重賞7勝を挙げた快速馬。種牡馬入り後はモンドキャンノ（京王杯2歳S、朝日杯フューチュリティS2着）やシュウジ（阪神C）、サクセスエナジー（さきたま杯）、カシアス＜Kemono＞（函館2歳S）、ヒラボクラターシュ（佐賀記念）、ジュランビル（フィリーズレビュー3着）など多くの産駒が活躍を収めており、昨年は皐月賞3着のガロアクリーク（スプリングS、セントライト記念3着）、3戦全勝でＮＨＫマイルCに駒を進めたルフトシュトローム（ニュージーランドT）、盛岡重賞3連勝のキャリアを誇るフレッチャビアンカ（ダービーグランプリ）がグレード競走を制覇。近年では地方競馬や中央ダートサイアーランキングの上位にもランクインし、さらなる飛躍を遂げており、本年7月の重賞・函館2歳Sではカイカノキセキが、8月の重賞・ブリーダーズGCではリネンファッションがそれぞれ2着に健闘しました。

一方、母系はG1フォレ賞など仏重賞4勝を挙げたProducerを4代母に、愛1000ギニー2着のダンシングゴッデスを曾祖母に持ち、Bach（ロイヤルホイップS、ジャンプラ賞2着、タタソールズゴールドC2着）やSleeping Indian（英チャレンジS）、Aiken（シャンティー大賞）らもこのファミリーの出身。近親には重賞4勝エアエミネム（札幌記念、オールカマー、神戸新聞杯、菊花賞3着）、中央9勝アラバンサ（ステイヤーズS2着、札幌記念3着）、昨年の日経新春杯3着馬エーティーラッセンといった活躍馬が並んでおり、母アートオブダンサー、半兄サイレントサードともに中央で勝ち星を挙げています。

本馬は2021年1月24日に中京競馬場の3歳新馬（ダート1200m）にてデビューしております。初戦から3戦目までは、レース中に能力を窺わせるような走りは見せてくれておりましたが結果にはつながらず、二桁着順で走り終えていました。しかしながら4戦目にはスタートから積極的に前に行く走りを見せ、直線でさらにもうひと伸びして前に迫り2着に入着しました。勝ち上がりを目指してさらなる飛躍を期待されましたが2戦して共に二桁着順と振るわず、未勝利戦終了に伴って今回の出品となりました。
馬場の脚抜けの良かった3戦目や芝を試した6戦目では早い時計に対応するのが難しそうなところを見せておりましたが、4戦目では早い流れでも前につけられれば一気に上位進出できるだけの能力を示しています。5戦目も砂を被らなければ十分に勝ち負けが狙える展開でした。出足も決して悪くないので、小回りな他場で先行できればもっと上を目指すことも可能でしょう。確かな能力を備えた本馬ですので、何卒ご検討くださいますようよろしくお願いいたします。
いいスピードを持っていますが馬群がダメでキックバックも苦手な馬。怖がりなところがありブリンカーを着用していましたがあまり効果がありませんでした。2着入着時は外枠でもまれずに行けていました。
右前管骨内側に小さい骨瘤が出ていますが、痛みはありません。現状渡しのノークレーム・ノーリターンでお願いいたします。記載事項に関するキャンセルには応じられません。


※南関東4競馬場への転入が可能です。

※島上牧場（滋賀県栗東市荒張）に在厩しており、預託料は7,700円/日（税込）です。
9月4日（土）より落札者様の預託料負担となります。


販売申込者：阿尾　浩和